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1Qの結果を受けて、また、だだ下がりに戻りましたね。
少し、グチを書かせてください。


昨年も同様だったが、この会社の業績予想は、慎重というか弱気すぎるように思う。確かに予想しづらい状況ではあるが、それは他社も同様であり、理由にはならない。

通年の業績予想をあらかじめ低めに設定し、計画未達は避けたいという意図があるのではないかと疑いたくなるが、そうなら経営者として軟弱すぎる。

本決算時に今期の通年の利益を15%減とした。
1Qの実績は15%増で順調な結果となった。
にもかかわらず、この段階で、通年の予想を変更しないとすれば、「今後、1Qの増益分を飲み込んで、業績は悪化しますよ」と言っていることになる。

株価は半年程度の将来を反映する傾向にあるので、現時点の業績がよくても、「今後業績は悪化しますよ」と言われれば、株価が落ちるのは当たり前である。

実際、株価は低迷し、年初来高値より36%減という体たらくとなっている。

「本決算時の通年の予想は変わらないからいいでしょ」ではなく、時価総額の大きな毀損となっている事実を認識していただきたい。

なぜここまで言うかというと、昨年も同様だったからだ。

昨年は、通年で業績はよかったにもかかわらず、各四半期決算でも、業績の修正は慎重で、かつ配当の見直しもしなかった。

本決算でその年の結果がでた後に、業績に応じた配当の増額を行ったが、それでいいというものではない。

業績がよかったのなら、従業員の給与・賞与の増額はあってもいい。
だが、株価が低迷し、PERが、昨対で低下している現状では、役員報酬は、減額されるべきだ。

PERは、その会社の将来性を反映する。つまり、経営側がこの会社を、今後どの程度発展させることができるかという市場の評価とも言える。

その評価が低下し、実際に時価総額を大きく毀損しているのだから、役員報酬は減額が妥当だ。

この会社の経営側は、四半期短観における業績予想をあまりに軽んじており、その結果、重篤な株価の低下を招いているように思える。

その責は重いと思う。