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住友化学(株)【4005】の掲示板 2021/03/17〜2021/05/13
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>>19
チョット奇異に思い
https://www.sumitomo-chem.co.jp/ir/event/files/docs/rabigh0508.pdf
を調べてみました。
サウジのペトケミは典型的な石油随伴ガスからのエタンを原料にしたエチレン生産です。ナフサからのぺトケミは主として石油輸入国で行う形態。（これはキシレン→PET製造を伴う重装備の形態）
サウジではこのエタンを熱分解してエチレン→PEを作り、石油生成装置からのプロピレンを原料にしてPPを製造しております。（比較的簡素な石油化学の形態）
石油随伴ガスは元来フレアー・スタックら無駄に燃やしていたものですから、原料安の競争力はあるはずです。（アラムコとの原料価格仕切りがどうなっているかによる）
なおナフサと航空燃料やジェット燃料は別の蒸留成分（沸点が異なる）だと思いますが？
要は、住化とユーザーの間でPE、PPの価格交渉がどうまとまるかが同社の収益性に第１義的な問題だと思います。いま石油価格が上がっておりますから、サウジからの原料価格も連動しているとすればこれを理由にユーザーと価格交渉ができます。
bigbanban
ここは世界ランキングこそ21位(売上高)だが、国内2位、それよりも世界最大の原油埋蔵量を誇るサウジアラビアに国営サウジアラムコと共同出資した世界最大の石油化学コンビナート(2兆円プラント)を保有し、ナフサ、他化学製品を産油国において生産していることです。ナフサは航空機燃料にもなりますが、化学製品の元になる素材。コロナが世界的に収まる来年度以降は、需要が高まり、価格も上昇するので、収益にプラスしてくるようです。