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“衆参同日選挙の可能性も”立民と国民 候補者の調整急ぐ方針
2019年4月23日 13時08分 NHK

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表が会談し、夏の参議院選挙に合わせて「衆参同日選挙」が行われる可能性もあるとして、参議院選挙の1人区に加え、衆議院選挙の小選挙区でも候補者調整を急ぐ方針を確認しました。
会談は、立憲民主党の枝野代表の呼びかけで国会内で行われ、両党の幹事長も同席しました。

この中で両代表は、自民党の萩生田幹事長代行が消費税率引き上げの延期もありえるという認識を示し「増税をやめるなら、国民の信を問うことになる」と指摘したことを踏まえ、夏の参議院選挙に合わせて「衆参同日選挙」が行われる可能性もあるという認識で一致しました。

そのうえで、野党側の候補者が複数立ち、与党側を利することがないよう、参議院選挙の1人区に加え、衆議院選挙の小選挙区でも候補者を一本化するため、調整を急ぐ方針を確認しました。

また、参議院選挙に向けて、安全保障関連法に反対する市民団体と野党各党との共通政策の策定に向けて、政策責任者による協議を行うことでも一致しました。

枝野氏は今週中にほかの野党の党首らとも個別に会談する方針で、このあと同じ会派に所属している岡田元外務大臣と会談し、衆議院選挙での協力を確認しました。
立民 福山幹事長「常在戦場で野党の議席最大化を」

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表の会談に同席した、立憲民主党の福山幹事長は記者団に対し「『衆参同日選挙』を想定し、常在戦場で野党の議席の獲得を最大化し、安倍政権を倒すため協力をより強化するという問題意識の中で、きょうの会談になった。衆議院選挙の小選挙区は参議院選挙の1人区と違って選挙区事情があり、弾力的に対応しなければいけないので、丁寧にやっていきたい」と述べました。
国民 玉木代表「野党の協力関係も新段階に」

国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「令和という新しい時代も始まるので、野党の協力関係も新しい段階に進化させていきたい。野党がバラバラでは候補者調整も進まず、衆議院の解散を打たれたら大敗して終わりだ。危機感と緊張感の中で候補者調整がスタートすることには、大きな前向きな意義がある」と述べました。
国民 原口国会対策委員長「衆議院で大きな会派を」

国民民主党の原口国会対策委員長は、記者会見で「立憲民主党の枝野代表が各党に呼びかけるそうだが、国会対策としては、まず衆議院でかつての民主党くらいの大きなかたまりを会派として作り、参議院選挙に備えることが大事だ」と述べました。