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三菱製紙(株)【3864】の掲示板 2024/06/27〜2025/05/15

クラウドファンディング社は「物言う株主」として、どの位の力を発揮できるのか?

試算 個人株主500名×委任状交付率80%×平均持株数1万株=400万株 
これに同社の保有株数を加えると4百数十万株 発行済株式数に占める比率は10%内外となり、物言う株主として十分の発言力を有している。

一方発行企業にとっても、現在の日本市場において海外投資家が圧倒的な地位を占めるに至り、業績の如何にかかわらず株価が急変動するリスクやアクティビストへの備えが急務となっており、とりわけ安定的な個人株主の拡大が優先事項である。

そうした中でクラウドファンディング社の強みは個人株主の信認をバックにしており三菱製紙としても同社の提案を尊重せざるを得ないだろう。
というかクラウドファンディング社という名称からも想像できるように、同社は発行企業の主張を「傾聴する」メンタリティーを有しており、三菱製紙の苦難の道のり・歴史を踏まえた対話をすることで経営者やIR担当も人の子、あまたの投資家の中で共感を得やすいとみる。

期は熟しており三菱製紙が会社従業員や個人株主を納得させ味方につけるような名回答は、25.3期決算発表と次期中期経営計画の中で示されるものと期待している。
更に同社の提案にはないが即効性のある株価対策として、王子の保有も多いのでコスパの面からも株主優待の導入が有効と思っている。

(投資は自己責任で)

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