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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2017/03/17

俺は今日から入った新参者だから、製品に関する深いところはまだ分からないけど、四季報の数字から読み取る限り、ここのポテンシャルは凄まじいということは分かる。
割高だとか言っている奴がいるが、数字を良く見ればそうではないことが分かる。

ただ、四季報の17年度と18年度の業績予想を比べてみれば、ここのポテンシャルの凄まじさが分かるだろう。

17年度の売上予想18億、経常利益3.8億 売上高経常利益率21.1%
18年度の売上予想22億 経常利益6.8億 売上高経常利益率30.9%

四季報サイドも18年度の売上予想はある程度、保守的に見たんだろうが、何よりこの中身が凄い。
これだけ見ても、経常利益率が30%以上と凄い高利益率ではあるが、この数字で注目すべきは、売上が4億の増加に対して経常利益が3億も増加としていることだ。

つまり、売上が4億増えたのに、売上原価と販管費の費用合計が1億しか増加していない。
仮にここだけ切り取ってみれば、売上高対経常利益率が75%という驚異的な数字だ。

この手の事業の特徴でもあるが、金の掛かる開発フェーズが過ぎて、今後は売上の増加に対して固定費や変動費の増加が比例しない段階に入ってきたことで、超高収益体質な企業に変貌してしまったということを示している。

つまり、ここからは売上が上がれば上がるほど、売上高対経常利益率もどんどん上がっていくだろう。
おそらく売上50億程度の段階でも、経常利益が25億を軽く超えるような超高収益企業になるのではないか。

同じシステム開発会社でも、業務系のソフト開発などは、どうしても取引先の業務に合わせたカスタマイズがそれぞれの案件ごとにあるし、ゲームソフト開発なども、流行り廃りやユーザー側の飽きが出るので、経常的に多額の開発費が掛かってしまうが、こと指紋認証に特化した当社の場合は、一度、基本的な技術や基本ソフトが確立してしまえば、案件ごとにまた一から開発費が掛かるものではないだろうし、流行廃りやユーザー側に飽きがくるような性質のものでもない。

しかもこの指紋認証に関わるセキュリティ市場はまだまだ始まったばかりで、これからありとあらゆる分野で必須となる技術なので市場規模もどれほど大きく成長するのか想像がつかない。
従って中期的に見ても楽しみな会社だということが今日の四季報を見て分かった。