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最新の開示情報(2026年1月現在)を基に、モブキャストHD(3664)の本決算の見通しを深掘りします。
結論から言うと、**「本業のゲーム・IP事業の不振を、第4四半期(10-12月)から開始した『暗号資産(Solana)事業』への急激なピボットでどこまでカバーできるか(あるいは期待を持たせられるか)」**がこの本決算の正体です。
数字上の赤字は確定的ですが、株価材料としては全く別のフェーズに入っています。
1. 「会社予想なし」の背景と着地見込み
画像の通り、会社側は通期予想を「非開示(未定)」としています。これには明確な理由があります。
第3四半期(3Q)までの惨状:
経常利益: -2.7億円の赤字(前年同期は-0.8億円)。赤字幅が3倍以上に拡大しています。
要因: 既存のIP投資育成事業(ゲームや雑貨等)の売上が減少し、コストを吸収できていません。
通期着地の推測:
3Q単体だけで約1億円の赤字を垂れ流しており、本業だけであれば通期経常赤字は**-3.5億〜-4億円規模**に達するペースです。
これを「未定」としているのは、後述する**「暗号資産の評価益」や「新規事業の立ち上げコスト」が読み切れないため**と推測されます。
2. 深掘り:第4四半期に起きた「激変」
この銘柄を分析する上で最も重要なのは、決算書の数字(過去)ではなく、2025年10月以降に打たれた一連の「仕手株的」な材料投下です。
モブキャストは3Q決算発表前後から、事業構造を劇的に変えています。
Solana(SOL)への集中投資:
2025年10月下旬から、手元資金で暗号資産Solana(SOL)の購入を開始しました。
11月時点で累計取得額は**3億円規模(1万SOL超)**に達しています。
財務への影響: 本決算(2025年12月末時点)でのSOLの時価評価がB/S(貸借対照表)に計上されます。もし取得単価より相場が上がっていれば、「営業外収益(評価益)」として経常利益の赤字を圧縮、あるいは黒字化する可能性があります(逆に下がれば損失拡大)。
バリデータ事業への参入:
単なる保有だけでなく、Solana財団の公式バリデータ(SFDP)に採択され、ステーキング報酬を得る事業を開始しました。これによる収益寄与がいつから乗ってくるかが焦点です。
3. 次回本決算(2026年2月13日予定)の注目点
今の株価は、既存事業の赤字(織り込み済み)よりも、以下の「変貌」に期待している状態です。
来期(2026年12月期)予想の数字:
今期がボロボロなのは周知の事実です。重要なのは、Solanaバリデータ事業や新規IPで**「来期は黒字化します」という強い数字(あるいは夢のある数字)を出せるか**どうかです。
Solanaの含み益:
保有しているSOLが決算短信の「営業外収益」にどう反映されているか。これがサプライズ黒字などのトリガーになり得ます。
柴咲コウ(レトロワグラース)関連:
連結子会社であるレトロワグラース社も、環境配慮型事業などで動きを見せています。ここがSolana等のWeb3文脈と絡むような発表があれば、材料視される可能性があります。
まとめ
画像の「進捗率」だけ見ると**「危険水域の赤字企業」ですが、実態は「本業の不振を、暗号資産トレジャリー(財務戦略)で一発逆転しようとしている会社」**です。
2月13日の本決算発表では、PL(損益計算書)の赤字額そのものよりも、**「保有暗号資産の評価額」と「来期のWeb3事業の収益計画」**にマーケットの関心が集中することになります。
モブの方向性転換に期待age
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