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次の怒りの点は、コンテンツ部門(ファナンサイト運営など)の売上げ及び利益についてです。
 先ほど書いたように、ETMGが既に抱えていたファンサイトを併合したので知当然売上げは増えるでしょう。ただそれ以外にも頑張って増やしたようです。

 ならば当然利益も増えるはずです。
 5月14日に発表されて業績予想の修正に関するお知らせの中で、修正の理由としてこう記載しています。
 【ファンクラブサイトの会員数が好調に推移した結果、売上高及び営業利益は、、前回を上回る見通しになりました。】
 営業利益が増えたといっております。
 実際にセグメント情報をみましょう。前々期のコンテンツ部門の売上げは33億円に対し、粗利益で658百万円ありました。ところが前期の同売上げは併合効果と新規獲得で57億円に増加した筈ですが、粗利益で630百円と▼28百万円減少しています。売上げが増加したのに利益は▼4.4%減少しています。
 粗利益率というのは企業のブランド価値を意味します。高い粗利益を誇るほうが
希少価値があり、顧客に選択されているということです。
 今回分かったことは、前々期19.6%あった粗利益率が10.9%に超絶下落しています。比率でいえば▼44%の下落です。
 つまりエムアップに運営を任せる側からすれば何もお前じゃなくてもええけどと足元を見られてきているといいことです。
 しかし運営にかかる管理コストは一定水準はかかりますから、営業利益は伸びてはいないのです。

 それじゃあ、今回何で利益出したのか?
 セグメント情報を見て失望しました。
 主力のファンサイトなどのコンテンツでもなければ、チケット事業でも、VR事業でもありません。
 会社側が何も強調もしておらず、市場では特にネタにもされていないEC事業です。
 このEC事業の動きも不透明なんです。
 前々期EC事業は222百万円に対し粗利24百万円で粗利益率10.8%で、物販ならそんなもんです。ところが今期売上高596百万円に対し、粗利益で205百円上げました。粗利益率は34.4%です。一発おいしいのを当てたんでしょう。
 これで1億8千万円の増益です。
 本来なら万歳!EC事業伸びてますと言えばいいじゃないですか?
 でも言えないんです。もしこの一発1億8千万がなければ、営業利益は403百万円から223百万円になります。 
 ファンサイトだ、チケット事業だ、VR事業だと株価を吊り上げているのに、物品販売の1億8千万円がなければ目玉の事業が大幅な減益であることがバレてしまいます。
 だからEC事業については黙っているのです。

 まだまだここの騙しについては言いたいことがあります。
 次は来期の見通しや決算の補足資料についての虚偽を指摘します。

 今回でのまとめは
 コンテンツ事業の売上げの伸びはETMGによる。
 問題はブランド価値を示すコンテンツ事業の粗利率が19.6%が10.9%と比率にして▼44%も下落していること。
 しかも前期比でも▼28百万円の粗利益減になっていること。
 2つ目はEC事業がなければ本当にファンサイトやチケット事業やVR事業って
 儲かってないやんということ。