ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ディジタルメディアプロフェッショナル【3652】の掲示板 2019/01/21〜2019/01/31

2月ですね。発売開始かな。画像処理を行うチップはXilinx製FPGA

絶好調のXilinx製FPGA


今回発表されたカメラモニタリングシステムは、ソニー系エレクトロニクス商社としてソニー製イメージセンサーの使いこなしに実績があるUKCと、組み込み向け小型GPUやAI技術を得意とするディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)が共同で開発したもの。UKCが画像処理を行う「FPGAメインボード」の開発と、カメラとディスプレイを含めた製品全体のインテグレーションを担当し、DMPがAIを用いた画像内の物体を認識する「物体認識ボード」の開発を担当した。

 同システムは、フルHDとHDR、LEDフリッカー抑制に対応したソニー製車載向け高感度イメージセンサー「IMX390CQV」を3個搭載。3台のディスプレイに各イメージセンサーで得られた最大1080p、60fps映像を出力するため、「高精細な映像を高フレームレートで低遅延に出力する画像処理技術の開発では、ソニー製イメージセンサーの取り扱い経験に長けるUKCの強みが生きた」(UKC担当者)とする。

FPGAメインボードに搭載され、画像処理を行うチップはXilinx製FPGAだ。

 物体認識ボードでは、DMPが開発したエッジAIプロセッサIP(Intellectual Property)「DV500」をFPGAに実装。カメラから得られた画像データを基に、画像内の物体検出を行う「SSD(Single Shot MultiBox Detector)」や、物体のセグメンテーションを行う「SegNet」といったディープニューラルネットワークを高速に処理する。

これにより、同システムは「単なる電子ミラーではなく、車両後方から高速に迫るバイクなど、ドライバーに迫る危険を警告する機能なども実装できるプラットフォーム」(UKC担当者)として、自動運転を見据えた機能を持つことが特徴だ。

 現在、両社は同システムの機能改善を継続中で、詳細な仕様は2019年1月に開催されるイベントで発表すると予告。同年2月からの販売開始を予定し、2021年には30億円、2022年には50億円の売上目標を立てている