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(株)菊池製作所【3444】の掲示板 〜2015/04/28

352

ごん 強く買いたい 2013年8月31日 21:58

>>344

相変わらず寂しい掲示板ですが勝手に続けます。

政府はなぜ補助金を出し国策として介護ロボットの開発に力を入れるのか?それは高齢化社会の到来が既にわかっているからです。2055年には65歳以上の割合が40%に達すると予想されてます。
http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2011/gaiyou/html/s1-1-1.html

その結果は医療・介護費用の増加と財政負担です。高齢者が増えて財政が破綻したら国は滅びます。対策としてすでに政府は「施設から在宅へ」の方針を出していますがその時に介護する側の負担を軽減するのに欠かせないのが介護ロボットです。

でもいくら安いといっても10万円超もするのでは普及は難しいのでは...。ここで普及の決め手となるのが法制度の整備というわけです。具体的には...

続く

※投資はいついかなる場合でも自己責任です。

  • >>352

    ごんさん

    相変わらず、すごいリサーチで素晴らしいとしか言いようがありません!
    ごんさんに触発されて、菊池さんについて少し調べてみました。

    菊池製作所ですが、ご存知のことかと思いますが、天皇陛下が先日福島工場を訪問されています。
    陛下がご訪問された理由の一つは、菊池さんが被災地の雇用に貢献している素晴らしい会社というのもあるようですが、もう一つ、以下の記事を読んでいただくとわかりますが、菊池さんは介護ロボットが素晴らしいだけではなく、放射線量が測定できるガンマカメラの「部品」も製作されていて、天皇陛下はそれをご覧になっています。


    陛下ご訪問
    http://sankei.jp.msn.com/life/news/130722/imp13072222360000-n1.htm

    被災地での事業継続
    http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat4/sub-cat4-1/20130731_casebook_3-10.pdf


    以下、ガンマカメラ関連です。
    http://www.fukushima-saisei.jp/report201212.html

    http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/08/0802.html

    http://www1.m.jcnnet.jp/erinn/josenngakkai.pdf


    菊池製作所さんはガンマカメラの貸し出しも行っていたようです。
    ただ、こちらに関しては過去の記事のためニュースのリンクが切れているものが多いですし、今はどうかまでは調べられておりません。
    http://ceron.jp/url/mainichi.jp/area/fukushima/news/20120906ddlk07040113000c.html

    「菊池製作所 ガンマカメラ 貸出」などで検索すると、個人の方のブログでそのニュース記事を載せていらっしゃる方がおりますが、個人のブログなのでURLは貼りません。

    決算が9月4日のようです。
    それがどう転ぶのかはわかりませんので、もしこの投稿をご覧になっていてもし投資しようと思ってる方がいらっしゃれば、ご自身の責任にてお願いします。
    決算がどう転ぼうが、被災地にて頑張る素晴らしい会社だと思います。
    私は残念ながら少量しか持ってないので、明日また追加します。

    ごんさんのおっしゃるように投資はいつでも自己責任ですね。

  • >>352

    続きです。これで終わりです。

    介護ロボットが普及するには法制度の整備が必要、具体的には保険が適用されるか否かが重要です。しかしこれに関しては私は楽観的です。医療費・介護費を大きく抑制できるのであれば間違いなく保険が適用されてレンタルなどで安価に利用できるようになるはずです。その点についてはこのような詳細なレポートがあり、
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    ~介護保険適用が在宅普及の起爆剤に?!~
    在宅化推進で急拡大が期待される介護ロボット市場

    http://www.osaka-toprunner.jp/business/2013/business04.html
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    この記事の中でも介護ロボットの介護保険適用の可能性が高いことが述べられています。さらには
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    介護ロボットは...... パソコンのようにパーツを組み立てれば比較的容易に完成できる商品とは異なる。いわば日本のものづくりが得意とする分野であり、当面は途上国が参入・量産化できるようなものではない。
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    とあるようにこの分野では日本が先行者利益をしばらく享受できそうです。

    業界の市場規模について言えば
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    経済産業省の試算(METI市場規模「介護ロボットの導入加速に向けて」より)では、介護ロボット市場は2015年に167億円、2035年には4043億円に達すると予測されている。
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    とあります。ここで言及されている経産省の資料というのはこれですね。
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    介護ロボットの導入加速に向けて

    http://www.meti.go.jp/information/recruit/k_seisaku_gaiyo/downloadfiles/sangyo_kyoso_robot_03.pdf
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    この市場予測数字は恐らく日本国内だけの数字でしょう。だとすれば日本以上のスピードで高齢化が進む中国・韓国の大きな需要を取り込めばもっと大きな市場規模になるはずです。開発競争も激しいでしょうが先行者としてのノウハウと緻密なものづくりですでに実績のある菊池製作所が優位を保つと期待しています。

    介護業界の知り合いを持つ方の話を聞きましたがとにかく人が足りなくて非常に困っているそうです。人が足りないので過重労働になり腰痛に悩まされる人が多いとか。介護ロボットはそうした現場のニーズに合っているので条件さえ整えばあっという間に普及すると予想しています。

    ※投資はいついかなる場合でも自己責任です