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半導体サイクル試練 メモリー4%成長、一転マイナス 2018/11/29 6:56
日本経済新聞 電子版

東芝メモリに関して米ベインキャピタルの日本代表の発言が書かれています。
四日市・北上へのさらなる投資が進むか気になるところです。

  • >>642

    > 半導体サイクル試練 メモリー4%成長、一転マイナス 2018/11/29 6:56
    > 日本経済新聞 電子版
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    > 東芝メモリに関して米ベインキャピタルの日本代表の発言が書かれています。
    > 四日市・北上へのさらなる投資が進むか気になるところです。

    この日経の記事はかなり旧聞に属する上に、非常に重要な部分で大きな間違い(ミスリーディング)があります。

    17年はメモリ、DRAMの需要が急増し、価格もかなり上昇したので、生産設備のシェアが高いサムスンが大儲けしましたが、18年は年初から価格が低下しています(需要は順調に増加)。半導体業界のヨイショ記事は書く連中がスーパーサイクルと騒ぎ立てただけで、冷静な分析をする投資銀行等は、19年は停滞することを以前から想定していました。
    大きな間違いと言ったのは、記事に「需要が減れば」とありますが、実際は、需要(量)は継続的に増加しますが、価格の下落率の方が大きいので成長が鈍化ないしマイナスになるという話です。
    つまり、半導体企業の売上や利益は減少しますが、生産量は増えます。
    金額ベースで成長が4%程度のマイナスであろうと、マーケットシェアを維持しようと思えば、生産設備に投資を続けるしかありません。そもそも、今年6月の東芝メモリの独立は、サムスンや中国に対抗するためには、これ以上シェアを落とすわけにはいかないという考えのもとに集まった日米韓の企業体で、生産設備への投資をやめることは市場からの退出を意味し、東芝メモリが消滅することになるので、投資は継続するでしょう。
    ただし、ボトルネックはベインで、東芝メモリの買収資金2兆円のうち、一割の2千億円しか出していませんが、議決権の過半を握っています。ニューマネーを出すつもりは多分ないので、3年間設備投資が停滞するのでは、と気をもんでいましたが、10月末に、来年秋に東芝メモリを上場する意向を示しましたから、上場資金を設備投資に振り向けることが可能になります。