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BEENOS(株)【3328】の掲示板 2019/06/01〜2019/07/04

昨年3月に実施したシードラウンド(BASE Partners と BEENOS が参加、調達額数千万円程度)に続くものだ。Airporter では今回調達した資金を使って、ホテルとの業務提携の強化、UI の改善、配送システムの強化を行うとしている。


宿泊施設〜空港間の手荷物当日配送サービス「Airporter」を提供する Airporter は24日、シリーズ A ラウンドで資金調達を実施したと発表した。正確な調達額は明らかになっていないが、数千万円規模とみられる。今回のラウンドに参加したのは、BASE Partners、マネックスベンチャーズ、みずほキャピタル。Airporter にとっては、昨年3月に実施したシードラウンド(BASE Partners と BEENOS が参加、調達額数千万円程度)に続くものだ。Airporter では今回調達した資金を使って、ホテルとの業務提携の強化、UI の改善、配送システムの強化を行うとしている。

2016年12月にβローンチした Airporter は、空港から宿泊施設へ、または、宿泊施設から空港へ、観光客の荷物の当日輸送サービスを提供するスタートアップだ。観光客は手ぶらで移動できるため、フライト到着から宿泊施設へのチェックインまでの時間、または、チェックアウトからフライト出発までの時間を自由に過ごせるようなる。創業者で代表取締役の泉谷邦雄氏の言葉を借りれば、「観光時間の創出」が可能になるわけだ。

泉谷氏はもともと民泊を10軒ほど経営していたが、チェックアウト後に荷物を預かれないことから、宿泊客にはコインロッカーの利用を勧めていた。しかし、大型のスーツケースが収納可能なコインロッカーが限られ、コインロッカーが集中する鉄道駅まで荷物を持って移動することを余儀なくされるため、一部の宿泊客からはクレームが寄せられる羽目に。この事件を契機に、いっそ荷物を空港に運んでしまえばいい、というアイデアに行き着いた。Airporter は空港内の荷物預かり所と提携しており、観光客はここで荷物の受け取り、預け入れが可能だ。