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(株)ランシステム【3326】の掲示板 2021/02/04〜2021/05/28

3/13(土) 帝国データバンク

大手でも相次ぐ前年割れ、限られた利用者の奪い合い進み体力勝負は熾烈化へ
ネットカフェなど「複合カフェ」事業者の倒産は、 コロナ禍の影響も受け既に過去最多を更新

日本複合カフェ協会によれば、複合カフェは2021年2月時点で合計942店舗 となり、全国で1000店規模に迫っている。

 宣言解除以降も客足は鈍く、ネットカフェでは在宅勤務の普及、「夜の街」の人出激減といった影響を受けてサラリーマン層の需要が振るわないほか、休校やオンライン授業により学生需要も戻らず、稼働率は引き続き低水準で推移。昨年には首都圏にも店舗を有し、
ネットカフェとして知名度の高かった「メディアカフェ ポパイ」(広島・(株)サンコー)の運営企業が経営破綻。

コロナ禍の休業要請や時短営業が打撃 大手で相次ぐ前年割れ、宣言解除も客足戻らず
20 年3 月以降に各社売り上げが急減し、 以降も前年を大幅に下回り推移している

 しかし、昨年3月以降は新型コロナの感染拡大に伴い三密を避ける動きが利用者に拡がったほか、自治体の要請による営業休止や時短営業といった影響で売り上げが急減した。宣言解除以降は各社とも全店営業を再開したものの、特にドル箱だった繁華街の店舗などで期待された集客の戻りが遅れており 、各社で苦戦がみられる。

 紳士服大手のAOKIが運営する複合カフェ「快活CLUB」を含むエンターテイメント事業は、20年4-6月期で前年から3割の売り上げ減少となり、以降12月まで前年を割り込む水準が続いている。

外食大手のDDホールディングスが運営する「グランサイバーカフェ バグース」などアミューズメント事業、
「自遊空間」(ランシステム)、
「アプレシオ」(総合エンターテインメント事業、MCJグループ)といった
主要各社の複合カフェ事業も、前年を大幅に下回る水準で推移が続いている。

各社とも、緊急事態宣言の発出による一部休業や時短営業などが影響したこと以外に、宣言解除以降も客足の戻りが鈍かったことが響き、前年に比べ業績の落ち込みを余儀なくされた。

 ネットカフェ「自遊空間」を全国に展開する3326 ランシステムは、
テレワーク対応店舗を拡充し新たな顧客層の取り込みを図るほか、自動入退場システムやクレジット決済 による事前予約システムの導入で完全セルフ化を推進。