クロスプラス(株)【3320】の掲示板 〜2015/04/28

昨日の株主総会に行ってきました。
この会社がダメな理由がよく分かりました。

１．入場時から、山本社長は緊張の余りか、顔が歪みっぱなし。同族役員か何か知らないが、この社長が年齢が一回りも二回りも上の役員を統率できる人物とは思えない。子飼い以外の何者でもない。
２．４期連続最終赤字にも関わらず、業績の説明が希薄。招集通知に記載してあることを読んだだけ。スライドやグラフを使い、詳細に説明すべき。
３．今後の方針を聞かれても、「本業回帰」と言うのみ。それなら、もっと本業について、説明すべき。
４．質疑応答の際、役員の回答の中で「２期連続赤字」と発言（蘇我常務？）。単体は２期連続赤字に留まっているが、連結では４期連続。連結経営の意識が無い。
５．冒頭、管理不足による不祥事が発生したとの説明。営業部門だけでなく、管理部門が全く機能していない。
６．株主からの質問で「優待でもらったカーディガンがダサい」と言われた時、監査役　松島博氏は、終始、笑みを漏らしていた。危機感ゼロ。社外役員の立ち位置が発揮されていない。
７．しかも、招集通知とともに郵送されてきた、優待の案内では、優待商品紹介が白黒写真。我が目を疑った。これが曲がりなりにも、衣類を扱う会社の書類なのかと感じる。
８．４期連続赤字にも関わらず、配当実行。利回りも高い（だから買ったのだが）。安定配当方針、との説明だが、現状を理解しているとは思えない。
９．12月以降、役員報酬を15～25％返上している、とのことだが、当期の役員報酬は、取締役７名で２億円、監査役２名で13百万円（社外役員除き）。
10．「この難局を乗り切るには、現状を知り尽くした、現役員が引き続き、役員に留まり、経営していくのが最適を判断した」ため、役員は相談役１名が退任したのみ。責任の欠片もない。
11．総会終了後の、株主特別優待の抽選。ルーレットが回り、ストップコールで当選者が決まる方式。大赤字を垂れ流した役員５名が「スタート、（ルーレット）ストップ」の発声をしていた。お気楽な方達です。

ハッキリ言って、公開会社の体をなしていない。過去に積み上げた利益を、恐るべき速度で、あらゆる手段で食い潰し、しかもその責任は誰も取らない。仲間内で仲良くやっているとしか感じられない。
でも、こういうダメな会社を見るのは楽しいので、株は売らずに持っておきます。（長文失礼）