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(株)ZOZO【3092】の掲示板 2019/01/30〜2019/01/31

改めて決算短信を見ております。この9月末からわずか3か月の間にキャッシュがなんと110億円も減少して82億円となっています。キャッシュ減少の大きな原因は売掛金増加127億円、在庫増加19億円、短期借入金の返済20億円。
売掛金の増加は、販売した代金の回収が遅くなっているということ。ゾゾのビジネスに何が起こっているのかわかりませんが、通常、代金の回収が遅くなるのは何かオペレーション上の問題があるか、競争条件が悪化していることを示します。
在庫の増加は、1000種類もサイズを作ったゾゾヒートと鳴かず飛ばずのゾゾスーツでしょうか。
いずれにしても、こんな短期間に100億円以上もの現金が失われる企業ですから、その背景には、戦略、オペレーション、財務管理のすべてに問題があるように見えます。

手元流動性比率(現金残高を一か月あたりの売上で割ったもの)は、0.8程度まで下がっております。(大企業でも1くらいは欲しいところ)。
大株主・前澤氏は彼女と遊ぶ金として、配当がもっと欲しかったでしょうが、減配を余儀なくされました。この結果では致し方ない。

現金がなくなることは即倒産を意味します。
危ない会社の株は買わないことです。