(株)ＺＯＺＯ【3092】の掲示板 2017/07/27〜2017/10/04

下記の記事が出たことを使って売り方が元気に売り浴びせたみたいですね…

もっとも、下値での買い意欲が極めて強かったので終値が日中最安値よりだいぶ高くなっているので、典型的な下ひげの長いチャートになるから、株価は回復に向かいそうですね。

アマゾン、ファッション本格投資 写真スタジオ開設 企画・演出に活用 日本経済新聞2017/10/4付朝刊
「スタジオを開設する」ことで「同じ手続きで撮った写真が増えれば商品の比較もしやすい」ことを目指すみたいですね。
ファッション性に拘らない人向けなら、こうした要素になるのでしょうが、ピントがずれているように思います。
アマゾンのファッションの売上ランキングを見ても、おしゃれに関心が強い人が利用しているようには見えません。
h　ttps://www.amazon.co.jp/gp/movers-and-shakers/fashion#1

なお、下記の記事にある通り、
女性が使っているファッションのネット通販サイトは、現在でも楽天市場やAmazonなどの「総合ショッピングサイト」が31.6%と最多であり、ゾゾタウンのような「アパレル系ショッピングサイト」は17.6％と数でいえば少数派。

女性が最も使うアパレルECサイトは「大手総合ECモール」で約3割 ネットショップ担当者フォーラム10/4(水) h　ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171004-00000004-netshop-sci

アマゾンや楽天は実店舗でいえば総合スーパーや百貨店であり、ゾゾタウンは専門店に当たるので、単なる実用品ではないファッションの世界では強みを持っていると思います。

ビームスの社長が初めてゾゾタウンのサイトに出すことを決めた時の理由がファッション好きなスタッフが揃っていて熱意が感じられたことだったとインタビュー記事で答えているように、このことは流行が変化するセンスの必要な分野では重要なことと思います。

下着類などの実用衣料はアマゾンが強いかもしれませんが、おしゃれなファッションの専門性で強みを磨き続ければ、強い収益性を保てることでしょう。

実店舗でも総合スーパーよりも専門店の方が強いファッションでの強みは今後も発揮されると私個人としては考えております。