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ステーキ店「いきなり!ステーキ」などを展開するペッパーフードサービスは5日、米ナスダック市場に米預託証券(ADR)の上場を申請したと発表した。4日に米国証券取引委員会(SEC)にADR登録の届け出書を提出した。海外事業の拡大に向けて知名度の向上を狙う。現在、日本企業でADRを上場しているのは12社。2016年7月にはLINEが上場した。

BNYメロン銀行を預託銀行に選んだ。SECとナスダックから承認を得て必要な手続きが完了すれば、9月28日ごろに上場する見通し。新株は発行しない。ADR上場に伴い、会計基準の変更を検討する。

ペッパーは17年に米国にステーキ店業態を初めて出店し、18年末には11店舗までに増やす計画。今後は米国以外の地域や他の業態を含め、海外展開を加速する方針だ。

5日の取引開始前の発表を受けて、ペッパーの株価は一時、前日比18%高の4250円まで上昇した。米国での知名度向上期待に加え、1株利益の希薄化懸念がないことが好感された。