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ソリトン、東京五輪後の需要にも期待

セキュリティー対策ソフトで高い評価を受けているソリトンシステムズ <3040> は、今12月期第3四半期(7-9月)の連結経常利益が前年同期比51.7%増の5.2億円に拡大した。第3四半期累計でも同20.5%増の6.3億円に拡大し、いよいよ業績の底打ちを確認する動きとなってきた。前期のような特損もなくなり、最終利益は同2.7倍に急回復する見通しだ。

同社はこれまで東京オリンピックに向けた需要の拡大が指摘されてきたが、同社のIRによれば、ITセキュリティーはむしろオリンピック後の需要のほうが拡大するということだ。今後、業務の効率化のためクラウドを導入する企業が増えれば増えるほど、同社の生体認証セキュリティーの需要が拡大していくことが予想されるという。

■5G対応など材料性は豊富

また、オリンピック関連の警備に向けた映像システムの受注は、警察庁から各県警に広がっているのに加えて、他のパブリックセイフティ分野にも着実に広がりつつある。消防庁にも納入する見通しであり、その後は海上保安庁や自衛隊への受注も視野に入ってくる可能性が高い。まさに日本の防衛・治安の一翼を担うことになるわけだ。加えて、働き方改革に沿ったテレワーク、5G対応の遠隔操作技術、5G対応の自動運転と材料性も豊富である。

株価は節目とされてきた1200円を12月5日に突破し、1600円まで節目らしい節目がない。全体相場に波乱がなければ、年末年始に1500円、中・長期で2000円-3000円が期待できるポテンシャルを秘めている。

提供:モーニングスター社