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(株)北の達人コーポレーション【2930】の掲示板 2020/10/17〜2020/12/28

>>281

バンパイア殿

<バイデン大統領が当選確実になった今後の展開の分析などを?>
株式市場を取り巻く環境は1日で激変することがありますので、今日話したことが明日には通用しないこともありますので、投資に当たっては臨機応変に対応してください。

今後の展開に影響を及ぼす要因として、(1)トランプ氏が敗北をいつ認めるか。(2)新型コロナ感染症の再燃状況、(3)円/米ドル為替、
(4)バイデン氏の経済政策などが挙げられます。

現在の相場は「不景気の金融相場」になっています。お金を貯める方法には、貯金、債券(国債など)、株式投資、貴金属(金・プラチナなど)投資などがあります。このうち、銀行預金の利息は定期預金(1年)でせいぜい0.2%、100万円預けて2000円の利息です。日本国債10年の利回りも0.024%ですから、タンス預金と大差ありません。

ということで、個人の資産の行き場所が株式投資や貴金属投資に向かうのは当然の成り行きです。そこに、企業が抱えている内部留保も不景気で設備投資に回せないので、結局株式投資などに回ることになります。さらに、新型コロナで需要が低下していますので、政府はGoToキャンペーンを行って金をばらまいています。おまけに、日銀は株価下落を避けるためにETFを買い、相場を支えています。

このような状況で、巷ではお金がじゃぶじゃぶ余り、不景気にもかかわらず株価が上がる、いわゆる金融相場(不景気の株高)になっています。しかし、どんな銘柄でも騰がるわけではありません。誰でも損をしたくありませんから、コロナ感染症に影響されない業績好調・将来性のある成長株などが先ず買われます。最近のマザーズ市場の上昇はこういう流れを受けた現象だったと思います。

今後の展開ですが、成長株の上昇が一服した後は、通常業績好調な大型株が上昇することが多いと思います。日経平均が24000円を越えて来たのは、この流れのサインかもしれません。

北達については、450~500円の間で、株価の振幅が小さくなり、出来高も細る、掲示板の書き込みも減るという状況が続き、上値抵抗ラインと下値抵抗ラインが交わる頃に何が起きるのかについて注目しています。