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JT【2914】の掲示板 2019/07/03〜2019/07/06

嫌煙家は健康を害するたばこは将来的になくなるはずだとの仮説を持っていますが、果たしてそうでしょうか。

まず事実として、紙巻たばこは燃焼であるため、中心部の温度が700℃に達します。一方、加熱式たばこは名前のとおり燃焼ではなく加熱であるため、アイコスで350℃、グローで240℃、プルームエスで200℃、プルームテックプラスで40℃、プルームテックで30℃までしか温度が上がりません。

ニコチンの発生温度は200℃、タールの発生温度は500℃と言われており、これらが加熱式たばこの健康影響に大きく関わっていると考えられます。

たばこ会社の調査では、WHOが優先して削減すべきと指定した9種類の有害物質が90〜99%削減されており、たばこを忌み嫌う厚生労働省の調査でもグローのホルムアルデヒド25%(75%削減)とアセトアルデヒド15%(85%削減)がやや高いものの、他は軒並み一桁以下を記録しており、プルームテックに至ってはクリセン以外の物質はほぼ出ていません。

JTの室内空気環境への影響調査では、喫煙エリア内での15項目の成分濃度が紙巻きたばこではほとんどの項目で大きく上昇したのに対し、加熱式たばこ(他社製品)ではニコチンとプロピレングリコール以外有意な上昇は見られず、こちらもプルームテックに至っては15項目全てで有意な上昇が見られませんでした。

また、同じくJTの暴露量調査では、プルームテックに切り替えた喫煙者の16種類の有害物質の暴露量は3日目の時点で禁煙者と同程度に減少しました。

喫煙と健康の関係性は疫学的に証明するしかなく、20〜30年の時間が必要となるため、加熱式たばこが健康を害さないと確定するにはまだ多くの時間がかかります。それをいいことに、嫌煙家は有害物質が10%になっても病気になる確率はほとんど変わらないと反論していますが、車の排気ガスを直接吸うのと近くで吸うのとで健康影響は変わらないというような暴論であり、議論になっていません。

私たちが小さい頃から見せられていた喫煙者の黒い肺。加熱式喫煙者の肺が黒かピンクか。調べなくても答えが出ていると思うのは私だけでしょう。