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この掲示板では300円超えを期待する声が上がっていますが、難しいと思います。
まず保育事業にはこれ以上の成長性が無い事です。厚労省の発表では待機児童数は今年減少しました。少子化が進み18年度の出生者数も100万どころか90万を切ろうかいう現状では、女性の社会進出が加速しても0歳児の絶対数が減少すれば、園児の市場も減少し、供給過剰の保育事業者間の競争でますます非効率な運営を強いられるような気がします。もはやバラ色はないと思います。
2点目はJPの経営の問題です。JPのように規模の拡大で伸びてきた企業は、その規模の大きさがネックとなると思います。一度開設した保育所は簡単に閉鎖できません。今は300の保育所を維持できていても、やがて供給過剰となれば、同じ園児数を確保したり、同じ売上、利益を確保することは困難となるでしょう。1園当たりの利益が減れば、投資の回収期間が一層長くなり、JPのように投資資金の調達を借入金に頼っている企業は、借入金が増え続ける事になる危険が出てきます。規模の拡大は、簡単に閉鎖できない保育業種では場合によっては命取りになるのです。(不採算店舗を閉鎖できる他の小売サービス業とは異なる)
しかも、経営に参画したマザーケアジャパンには力がありません。この弱小ファンドはJPを成長させるだけのノウハウもスキルもマンパワーも無い様に見えます。このファンドからJPに何人かの人が送り込まれましたが、全員保育事業はおろか企業経営の素人ばかりで大胆な革新的戦略や施策は皆無だと思われます。(社内では新旧間のいざこざが絶えないと言われています)この弱小ファンドが筆頭株主であり、また経営に参画している限り、JPに成長を望むことはできないのではないでしょうか。以上の事から株価も短期的にはわかりませんが、長期的には今の水準を維持することは困難になると思います。