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日本のピザについて

「世界一高い」ともいわれているこの価格設定について、飲食コンサルティングを行なうシェアハピネスの白根智彦氏に聞いてみた。

「確かに、ピザの原価は本来それほど高いものではありません。例えば、生地を工場で大量に作る宅配ピザの2000円くらいのマルゲリータだったら、原価は200円くらい。よく大手宅配ピザチェーンが『店までピザを取りにくれば、もう1枚無料』なんてサービスを行なっているくらいですから」

やはり、デリバリーする人件費の比率が大きいということか。

「はい。時給1200円ぐらいのデリバリースタッフを待機させるには、原価にそれぐらい上乗せしないと商売が成り立たないんです。宅配ピザは『高くてもいいから家に持ってきて』という人が頼むもの。だから、雨の日やサッカー日本代表の試合がある日などに注文が殺到する」(白根氏)

雨の日も風の日も、家まで焼きたてのピザを迅速にデリバリーしてくれる料金まで込み、と考えれば、宅配ピザの価格は妥当なのかもしれない。

(引用おわり)

宅配を利用するユーザーは「高くてもいいから家に持ってきて」
であり、高いだの安いだの、値段についてグチグチ文句をいうケチな人間をターゲットにしていないのである。

  • >>445

    宅配ピザの価格は原価+人件費から算出されるよりあえて高い金額に設定されているはず。
    需要と供給のバランスがとれるところになっている。

    安い設定だとピーク時に注文が増えて対応するのにたくさんの人が必要になるが
    閑散時間にもその分の人件費がかかってしまう。
    だから、あえて高くしてピーク時の注文をカットしている。

    食事のデリバリーはどうしてもピーク時間がある商材だから、
    ピーク時以外の人件費をどうするかが重要になる。
    ただ、店頭価格がすでにあるからピザの手法は使えない。
    元々価格があるものに高い別価格設定では、一般的には注文をためらってしまう。
    新聞配達の空き時間とはいえ、待機にはコストがかかるし、コストをかけなければ人は確保できない。
    それがこのビジネスモデルのジレンマ。

    そうなると、出店店舗に座席を使わないことによる回転率アップのメリットを説いて価格内から宅配手数料を徴収するか、
    明確に宅配料という名目でユーザーから徴収するしかないと思う。

    さらに、文具などの食品以外の取り扱いも増やして
    ピーク時以外の受注を増やすことも同時に行う必要がある。