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(株)カカクコム【2371】の掲示板 2017/10/08〜2018/07/26

>>947


>年初来高値更新しましたね。
>今日は地合いが良いので上がるにしても、 何か強いです。
>ポジションは違えど売り方さんの意見も大変に参考になります。
>株価が上がるのは嬉しいですが、ホルダーの自分でさえ、中々下がらないのは正直不思議です。

「なかなか下がらない」理由は、売り方の資金量を上回る買い方が存在するから。

現金を基準に考えていると分からないと思います。では、何を基準に考えれば少しは分かるのか?

過去3年以上の財務データの推移から、収益もしくはコスト構造にどんな変更傾向があるのか?過去データは、5年、10年長い程良く、何に連続性があり、何処で非連続となるのか。連続性を保つエンジンは、何か? つまり、この企業が何のエネルギーを利益化していて、その成長率は他企業と比べてどんなカーブを描いているのか。

通常、成長率は過去3期以上のROAの推移から取ります。REOは、「ごまかし」が入るリスクがあるので使いません。

利益率ROAの節目の目安は、高い順で50% 34% 25% 20% 12.5% 10% 8% 5% 程度を目安にします。これは、何年すると価値が倍になるかの逆数です。高い順で、2年 3年 4年 5年 8年 10年 13年 20年となります。

非上場の中小企業を含めた企業数は、約400万社弱で東証一部上場企業数は、2000社を少し上回る程度です。つまり、0.5%の優等生が東証一部上場企業だとして、毎年3年間連続で8%を上回るサステナブル成長率を持つ企業は、あまり有りません。

冒頭で資金量の大きなところが購入している観測を匂わせましたが、比較すればするほど他の企業の収益率やサステナブル成長率が弱く見えて来ます。

やがては、証券アナリストが詳細な理由を分析して、「情報や仕組み」の見える化をしてくれる日が来ると思います。

さらに付け加えると、10年前の相対価値と5年前の相対価値と3年前の相対価値と2年前の相対価値と1年前の相対価値と半年前の相対価値は全く別の需給関係であるとも思います。