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(株)CAICA DIGITAL【2315】の掲示板 2016/07/23〜2016/08/16

>>1831

おいおい。これでも読んでおけよ!
http://stock.mitimon.net/S-D_Market/prohibition_of_Short_Selling.html


売り禁になると株価はどうなるのか?

買いしかできない「信用銘柄」なら、
こんなテーマは何の意味もない。

しかしカラ売りできる貸借銘柄では、
売り禁の影響が出てくる。

株の格言には「売り禁に買い無し」とか、
「売り禁の玉は金の玉」なんてのもあるし。

最初の「売り禁に買い無し」というのは、
売り禁になる頃には、
株価が十分に上がっていて、
既に高すぎる水準になっているので、
「そんな高値で買うと損するよ」ってことだろう。

後の「売り禁の玉は金の玉」というのは、
売り禁になったあとの売り玉は貴重で、
「近いうちに株価は大きく下がるから、
簡単に手放すなよ」と言うことらしい。

どちらも、売り禁になったあとは、
株価が下がりやすいということだが、
ではどういう事が起こって、
売り禁が株価下落につながるのか。

まず、貸借銘柄で売り禁になると、
確実に売買参加者が減る。

これは売りから入るトレーダーが、
他の銘柄に逃げてしまうからだろう。

カラ売り専門のトレーダーや、
売りから入るスキャルパー達は、
株価のピークを捉えて売りから入る。

そして株価が十分に下がったところで
売り玉を買い戻して儲けるわけだ。

なので売り禁になったら、
自分の得意技が使えないので、
投資先を他の貸借銘柄に変更する。

そのため売買参加者が減り、
売買高が細って株価が下がる。

これは「増し担保規制」でも同様で、
信用取引で株トレードをしている人は、
増し担保規制のかかった株は避ける。

増し担の株を買い建てるには、
普段より多くの保証金が必要だから、
たとえ買い建てるとしても、
建てられる株数が少なくなる。

そのため規制がかかった銘柄は、
よほどの好材料がない限り、
買い手が減って株価が下がる事が多い。