クックパッド(株)【2193】の掲示板 2016/08/13〜2016/08/20

まさか、、、経営に重大な懸念がある「倒産予備軍企業」を実名で示す恒例の会員制報告会が開かれた。「危ない３００社リスト」には、売上高が数千億～１兆円規模の巨大企業や、ＣＭでもおなじみの有名企業も名を連ねており、業績や資金繰りの悪化、内紛や反社会勢力との関係など、企業の闇の部分がさらけ出された。

　リストをまとめたのは、ディープな企業情報に定評のある信用調査会社「東京経済」。昨年８月の報告会でリスト入りした企業のうち１８社が破綻、今年２月の報告会のリスト企業からも１３社が破綻しており、信頼性が裏付けられている。

　Ａ４判１５枚のリストには、３００社の実名と主力取引銀行、主な仕入れ先のほか、右端にはＡ～Ｊのアルファベットが記載され、Ａが「資金面の変調・支払い遅延など」、Ｂが「内紛や幹部の辞任」、Ｃが「企業体質の問題や不祥事」など危険な兆候を示す。

　東京都内でこのほど開かれた最新報告会には、銀行、商社やノンバンクの審査担当者らが詰めかけた。

　今回も影響に配慮して社名は伏せるが、３００社の中には東証１部を含む上場企業が２７社。あるＩＴ関連企業は「役員個人に関する問題が指摘された」。電機系の大手部品メーカーは「円高や中国などの市況低迷の影響もあって、ここ数カ月の資金繰りが急速に悪化している」という。

　別の部品メーカーは「実態は破綻状態で、単独での生き残りは無理」。中堅ゼネコンについては「大手ゼネコンによる買収話が浮上している」と説明した。