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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2017/03/08

>>1380

【健康保険】
日本の公的医療保険は健康保険と、国民健康保険に大別され、健康保険もまた、その保険者によって、全国健康保険協会管掌(協会けんぽ)と組合管掌とに分けることができる。

一方、中国の公的医療保険は年金と似たような仕組みを採用している。保険料について、企業参加の場合(上海基準)、個人負担部分が保険料算定基準(年金の保険料算定基準と同様)の2%、企業負担部分が保険料算定基準(年金の保険料算定基準と同様)の12%で、個人負担部分の全額、企業負担部分の一部を医療口座に積み立てるという。更に、日本が生涯保険料を支払い続けるのに対して、中国は定年までで、支払い完了となり、生涯公的医療保険を享受できるという。

健康保険の給付についても、日本は原則として3割を自己負担するのに対して、中国の場合、1年毎にカウントし、まず、医療口座の積立金を取り崩したあと、超過分を1500元まで自己負担し、なおも超過した場合、超過した医療費の自己負担が5割(※2)となる。また、日本には、後期高齢者医療制度があるが、中国にはこのような制度が設けられてないという。

(※2)就職時期によって異なる。