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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2016/07/09〜2016/07/24

>>327

潜在的価値を考えば、買収により達成される可能性は十二分にあると考えられます。

アイスーリュイと同じ成分であるEsbrietを販売していたIntermune社は、ロシュ社に約1兆円で買収されていますが、この買収は実質的にEsbrietの権利取得のためのものであったと言われています。
※InterMuneは塩野義に裁判で敗訴したことから、2021年までEUにおける売上の4.25%を塩野義に支払う必要があります。

一方、GNIも同じピルフェニドンであるアイスーリュイを販売しています。現在は医療関係者への情報浸透不足、保険未適用であることから売上は成長途上ですが、いずれも改善される見込みが高く、中国の将来的な売上は専門家の予想で年間20億ドルと言われています。これはEsbrietの売上予想を上回る数字です。
※GNIはAFTを通じて東南アジア、オーストラリア、CIS諸国でも販売するので潜在的なマーケットはEsbrietよりも大きいことになります。

それに加えてGNIはピルフェニドンの適応拡大に世界で唯一成功しています。適応拡大であるため開発リスクは低く、いずれの適応症も市場規模が大きいため寄せられる将来的な期待は大きいです。

そして何といっても、メガブロックバスターとしての期待も大きいF351。適応症であるNASHの市場規模だけでも200億ドルと言われており、この度、満を持してFDAに治験申請を提出しました。NASHの治療薬を手掛けるインターセプト社は、2相試験終了後に株価が8,000億円にまで達しました。

F351は新規化合物であるものの、分子誘導元であるピルフェニドンが既に上市済であり、治験によりピルフェニドンによりも優れた有効性と安全性が実証されています(実験では約10倍の効能を示しました)。
IM社からもレポートが出ていましたが、肺に限らず各臓器の線維化にピルフェニドンが有効であるのは、医学会では周知の事実のため、その上位互換であるF351は計り知れない可能性を秘めていると言えます。

以上から考えて、現状の株価がいかに割安であるかお分かり頂けるかと思います。進捗はゆっくりではあるももの、現状ネガティブな情報は出ておらずいつGNIが大型買収されてもおかしくないでしょう。