ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2020/02/02〜2020/02/04

>>298

急性期への適用に関しては、やはり臨床試験が望ましいです(すでにされていたらすみません。空いた時間にでも探します)

後遺症に関してですが、基本的には適応は無いというか、現実的にはARDSは生きるか死ぬかのどちらかなので、あまり投薬を続ける意義は無いと思います。ARDSからsurviveしたということは原疾患が治ったということで、IPFのような長期的な線維化増悪は起きないはずだからです。酸素化障害が残っても、在宅酸素療法で対応可能だと思います。

とはいえ、今回の件をきっかけにやはり間質性肺炎急性増悪とARDSへの抗線維化薬の効果を検証しなおすきっかけになると、今後の治療方針が大きく変わります。裏板も拝見させていただきました。これらの疾患は発症するとかなりの確率で1〜2週間で致死的な経過をたどることが多く、多少の副作用は許容されるとは思います。

中国での臨床試験の最大の特徴は患者リクルートの圧倒的スピードです。日本では大学病院でも呼吸器専門病床は多くて50〜60程度ですが、中国ですと1つの病院で呼吸器のみで500床以上あるらしく、あらゆる疾患においてですが、あっという間に患者リクルートが終わります。
患者リクルートが早いということは、今後はオーファンドラッグなどへの対応も可能でしょう。
とにかくスピード勝負のこの世界で、他の製薬会社には無い有利な点と思います。