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色々議論はあるようだけど、確かにIPFの治療を受けている患者さんは入院よりも通院の方が多いとは思うが、入院して治療受けている患者さんも結構な数になると思うよ。

以前から投稿しているようにIPFの患者さんの約20%は肺癌を併発すると言われている。中国のIPFの患者さんが仮に50万人とすると、そのうち10万人は肺癌を併発していることになる。肺癌だから全員が入院するとは限らないけど、手術ともなれば入院は必須だろうしね(確か肺癌は大病保険の対象だったかな?)。

それにそのIPFに併発した肺癌の手術後の急性増悪を予防するのにピルフェニドンが有効ではないかとの論文も出てきている。

まぁ、今後少なくとも数年はアイスの売上は増えることはあっても減ることはないんじゃないかなと楽観的に考えているけどね。

背景:
 IPF急性増悪は、IPF合併肺癌の手術において致死的であり、その効果的な予防は報告されていない。この研究では、周術期にIPF治療薬を用いることで急性増悪のリスクを減らす効果があるか検証した。

方法:
 2006年10月~2014年10月の間に、当施設で手術を受けたIPF合併肺癌患者連続50人を登録した。2009年9月以降、ピルフェニドンは肺癌手術前後4週間経口投与された。31人の患者が周術期ピルフェニドン治療群に登録され、周術期にピルフェニドン治療を受けていない19人と後ろ向きに比較した。

結果:
 ピルフェニドン群と非ピルフェニドン群の間で、年齢、喫煙歴、性別、肺活量、KL-6、術手技、リスクスコアに差はみられなかった。IPF急性増悪は術後30日以内で、ピルフェニドン群0.0%、非ピルフェニドン群10.5%だった(p=0.07)。また90日以内ではそれぞれ3.2%、21.1%だった(p=0.04)。ロジスティック回帰では、周術期ピルフェニドン治療とIPF急性増悪に有意な関連がみられた(術後30日以内:p=0.045、術後90日以内:p=0.04)。

結論:
 IPF合併肺癌において、ピルフェニドンの周術期投与は術後IPF急性増悪を予防する効果があるかもしれない。さらなる前向き研究が望まれる。