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 14年2月には、特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」の中国本土での発売にこぎ着ける。特発性肺線維症は、中国で患者数50万人を超えるといわれている。にもかかわらず、これまで中国では治療薬が販売されていなかった。それだけに期待は大きかったが、いかんせん知名度がない。患者への宣伝活動とともに医師への情報提供も同時に進めなければならず、浸透に時間がかかっている。それでも、大都市を手始めに知名度は着実に上がってきているという。

 14年にスイスの製薬大手・ロシュが、米国でアイスーリュイと同じ特発性肺線維症治療薬を開発したインターミューン社を約83億ドルで買収している。インターミューン社のピークセールスは10億ドル(約1200億円)。GNIについても、「中国の物価や人口で換算すると6分の1くらいの企業価値はあるはず」