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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2017/04/24

>>6357

20XX年、一介の中国人社長が経営する製薬ベンチャーは将来有望な薬を開発して販売しておったが、研究開発資金が不足しておった。また、会社を黒字にするのと姉ちゃんに金を流すために、増資して姉ちゃんの会社を買収することを考えていた。

資金を調達するには借り入れや増資をする必要があったが、この社長は株主から金を巻き上げるのが一番手っ取り早いと思い、MSワラントなるものを発行した。
この悪魔の錬金術とも呼ばれるMSワラントは行使価額修正条項付きの新株予約権。つまり、行使する新株の価格は市場価格に応じてディスカウントされたものになる。それゆえ、この発行を引き受けたハゲタカ金融機関は事前に空売りをして、株価が下がったところで新株予約権を行使して買い戻せば、その価格差で莫大な利益を得ることができる。

巨額の資金調達をするためには、既存の株主に対して先に良い情報を出して株価を吊り上げておいて、高値でMSワラントを発行する必要があった。
そこでこの社長は上方修正や買収などの情報を事前に出して株価を高値に保ったまま、最後に増資方法をカミングアウトするという姑息な策に出た結果、株主の怒りと失望、絶望を買ってしまったという訳ですじゃ。