(株)ＦＲＯＮＴＥＯ【2158】の掲示板 2021/09/03

>>1176

認知症AIで薬事承認とれれば、世界が変わる。
下記はあくまで個人の予測です。

治験の組立て見てないので予測ですが、通常であれば一般的な長谷川式＋問診の診断結果とAIの診断結果を、同一の患者で比べると思います。
その診断とAIの結果が統計学上で有意差無ければ（現行の診断と同等以上）承認されると思います。
新しい治療でなく診断ですし、治験前に慶応である程度の感度は掴んでるはず。
また高齢化社会→認知症増加→介護による労働力不足→税収不足は国にとって大きな問題なので、承認されやすいと予測します。

Pointは専門医でない医師が認知症確定診断できない事。専門医と同等結果をAIが出せば、開業医が専門医診断と同等の結果を出せれば、専門医への紹介精度も上がるしスクリーニングの手間が省ける。
ましてや、今まで通りの保険点数が取れれば、導入しない開業医は少ないと思う（AIが働いてくれる）
現在の保険点数と診断の流れを添付しておきます。

認知機能検査（スクリーニング検査）
1) HDS-R（Hasegawa's Dementia Scale-Revised:改訂長谷川式認知症スケール）（所要時間：6-10分）
　HDS-Rは年齢、見当識、3単語の即時記銘と遅延再生、計算、数字の逆唱、物品記銘、言語流暢性の9項目からなる30点満点の認知機能検査である。HDS-Rは20点以下が認知症疑いで感度93％、特異度86％と報告されている7）。