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通期では増収増益の見通し

ヒップ<2136.T>は自動車、電子機器、ソフトウエアなど幅広い分野において技術者の派遣事業を手掛ける。20年3月期は第1四半期(4-6月)決算が減益だったものの、通期では増収増益の見通しだ。 


同社の顧客は製造業が中心で、各社が競争力強化のための製品開発に注力していることから、技術者のニーズは堅調に推移している。その中で同社は、優秀な技術者の採用に努めながら、新卒を含めた技術者の早期稼働にも力を入れる。さらに、技術者の業務レベルやスキルに応じた技術料金の契約交渉にも取り組み、同料金は上昇傾向にある。 ただ、一部地域で技術者活用に慎重な動きが出て、第1四半期の稼働率は前年同期と比較してやや低下した。そのため、第1四半期の単体業績は売上高13億2100万円(前年同期比0.1%増)、営業利益1億200万円(同2.4%減)だった。 第2四半期の7-9月以降に関しては、顧客のプロジェクトが軌道に乗って同社技術者のニーズがより一層増加するほか、新卒技術者の本格稼働も見込める。通期業績は売上高55億8400万円(前期比4.3%増)、営業利益5億3900万円(同7.0%増)の見通しだ。 株価は800円台の推移が続くが、今期予想PERは8倍台と割安感が強い。[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]提供:モーニングスター社