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日揮HDは、想定外の事業もやっていた。

●日揮HD、魚の陸上養殖事業参入 福島でまずサバを生産
SDGs
2022年5月20日 18:06

日揮ホールディングス(HD)は20日、魚の陸上養殖を行う新会社を設立したと発表した。水中の温度や酸素濃度などを制御するシステムを備える施設を福島県に建設する。

2024年からサバの本格生産を始め、27年をメドに年間60トンの生産を目指す。

水産物の需要が伸びるなか、生育環境を管理しやすく安定した生産ができる陸上養殖は世界で注目されている。プラント事業で培った技術力で、コストを抑えた養殖技術を確立させる。日揮HDが陸上養殖事業を手掛けるのは初めて。

設立した「かもめミライ水産会社」(福島県浪江町)は事業会社の日揮が95%、水産卸売りのいわき魚類(同県いわき市)が5%出資する。

日揮は陸上養殖の施設や温度管理などのシステム構築を担い、いわき魚類は東北地方を中心に魚の販売を担当する。
立地を選ばない「閉鎖循環式陸上養殖施設」を建設し、屋内で養殖する。本業のエンジニアリング技術をいかし、画像を利用した魚の成長具合や水温などのデータを人工知能(AI)で解析しながら生産支援できるシステムを導入する。

海水を引く必要がなく、水温や水質を管理することで魚の安定生産が見込める。需要に合わせて魚種を増やしていく計画だ。海外展開も視野に入れる。