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②やや古い情報(「投資手帳」5月号)だが、将来の予測。

・株価はPER30倍へ

 B 原子力関連はどうなの。
 A 日揮HDは長期ビジョンで2050年のカーボンニュートラルを宣言しており、事業構造の変革を進める。エネルギー関連では洋上風力や水素・アンモニアなどに注力するほか、小型モジュール原子炉(SMR)にも進出する。
SMR開発で先行している米国のニュースケール・パワーにIHIなどと共同で出資した。ニュースケールは既に米原子力規制当局の技術審査を終えており、米国第1号のSMRを29年に稼働させる計画だ。日揮HDはプラント建設に参加する公算が大きい。
 C ところでSMRとはどういうもの?
 A SMRは1基ごとに設計する従来の大型原子炉とは異なり、規格化された製品を量産することで安全性、採算性を高めることができる。水素生産のためのエネルギーとしても期待されている。
 B 業績はどうなのか。
 A 前22年3月期は、第1四半期に多額の特別損失を計上したため最終赤字となったもようだ。今23年3月期は、アナリスト予想の平均値で営業利益が前期推定比25%増の250億円だ。新型コロナが工事進捗に及ぼす影響が軽減されていくことで改善が進む見通しだ。
 C 株価は時価1484円だが、どうみているの。
 A ロシアがウクライナに侵攻した2月24日の1045円から3月14日に高値1622円をつけた。天然ガス関連として買われた。今23年3月期のアナリスト予想の平均1株利益は71。6円だ。かつて同社株はPER30倍以上に買われており、30倍の2148円を目標に臨みたい。