投稿一覧に戻る (株)弘電社【1948】の掲示板 2025/08/01〜 33 まあくん 9月18日 03:22 ◆第1四半期の「親会社預け金」の状況を確認しよう! ① バランスシートの「短期貸付金」の期初・期末の平均を平残とみなし、「受取利息」(年換算:×4)を除して利回り(利率設定水準)を推測… (8,355M+6,045M)÷2=7,200M (平残、Mは百万) 13M×4÷ 7,200M =0.722% ② 短期プライムレート(第1四半期):1.875% (日銀統計より) ③ 差 1.875%ー0.722%=1.153% ※「短期プライムレート」:最優良の企業(業績が良い、財務状況が良い等)に貸し出す際の最優遇貸出金利のうち、1年以内の短期貸出の金利 外部から短プラで資金調達するケースと比較すると… 7,200M×1.153%=83.01M と8,300万円ほどの差益(?)が発生 ・支配株主は優良企業ではあるが短プラを大幅に下回る金利設定?? ・会社開示は「当社と関連を有しない他の当事者と同様に公正かつ適正な条件」…??? ・社外取締役(役員)によるガバナンス機能は…????? ◆増配するようなので支配株主以外への流出額を計算すると… ・8,970,000株×(1-0.5001)-236,420株(※)=4,247,683株 ※保有する自社株には配当支払わない ・4,247,683株×6円=25,486,098円 ◆当社における利益剰余金の位置づけ ・バランスシート合計残高30,466Mに対し利益剰余金は17,901M(構成比率58.8%) ・「親会社預け金」の源泉は「利益剰余金」と分析!!! ◆グループ財務への影響分析 ・支配株主が受領する配当金は「益金不算入」となり課税されることなく単なるグループ内のお財布移動… ・グループとして増配の実質的負担は2,500万円強…… (利益剰余金残高は179億と桁違い...) ・外部調達との比較による「親会社預け金」による差益は8,300万円 (少数株主にとっては経済的損失) ≪残念ながらの所感≫ ●大幅な還元余力があるにもかかわらず、少数株主の寛恕を前提に余剰資金をグループ内で有効活用する構図!! ●ガバナンス機能の担保を期待される社外取締役ってただのお飾りなのかとの疑問!? ● 取引所が「少数株主の利益を損なう懸念」「経営資源の適切な配分」「資本市場の効率化」の観点から呼びかけても聞く耳持たずに対し、高まる「モノ言う」方々への期待!!! 返信する 投資の参考になりましたか? はい30 いいえ3 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る 36 ペプシ 9月26日 21:11 >>33 少数株主にも低い金利で融資しろ! 返信する 投資の参考になりましたか? はい17 いいえ0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する
◆第1四半期の「親会社預け金」の状況を確認しよう!
① バランスシートの「短期貸付金」の期初・期末の平均を平残とみなし、「受取利息」(年換算:×4)を除して利回り(利率設定水準)を推測…
(8,355M+6,045M)÷2=7,200M (平残、Mは百万)
13M×4÷ 7,200M =0.722%
② 短期プライムレート(第1四半期):1.875% (日銀統計より)
③ 差 1.875%ー0.722%=1.153%
※「短期プライムレート」:最優良の企業(業績が良い、財務状況が良い等)に貸し出す際の最優遇貸出金利のうち、1年以内の短期貸出の金利
外部から短プラで資金調達するケースと比較すると…
7,200M×1.153%=83.01M と8,300万円ほどの差益(?)が発生
・支配株主は優良企業ではあるが短プラを大幅に下回る金利設定??
・会社開示は「当社と関連を有しない他の当事者と同様に公正かつ適正な条件」…???
・社外取締役(役員)によるガバナンス機能は…?????
◆増配するようなので支配株主以外への流出額を計算すると…
・8,970,000株×(1-0.5001)-236,420株(※)=4,247,683株
※保有する自社株には配当支払わない
・4,247,683株×6円=25,486,098円
◆当社における利益剰余金の位置づけ
・バランスシート合計残高30,466Mに対し利益剰余金は17,901M(構成比率58.8%)
・「親会社預け金」の源泉は「利益剰余金」と分析!!!
◆グループ財務への影響分析
・支配株主が受領する配当金は「益金不算入」となり課税されることなく単なるグループ内のお財布移動…
・グループとして増配の実質的負担は2,500万円強……
(利益剰余金残高は179億と桁違い...)
・外部調達との比較による「親会社預け金」による差益は8,300万円
(少数株主にとっては経済的損失)
≪残念ながらの所感≫
●大幅な還元余力があるにもかかわらず、少数株主の寛恕を前提に余剰資金をグループ内で有効活用する構図!!
●ガバナンス機能の担保を期待される社外取締役ってただのお飾りなのかとの疑問!?
● 取引所が「少数株主の利益を損なう懸念」「経営資源の適切な配分」「資本市場の効率化」の観点から呼びかけても聞く耳持たずに対し、高まる「モノ言う」方々への期待!!!
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