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(株)森組【1853】の掲示板 2018/05/03〜2018/05/12

今回の保守的な来季予想について、
様々な考えがあるようですね。

一度、冷静に俯瞰してみませんか。

仮に、
【公共建設投資、民間建設投資ともに
 前年度比において同水準になるものと推測‼】という想定を根拠にして
経常利益ベースで 2823 → 3000(6%増益)が
出されていたと仮定してみましょう。

① 今回の70%以上の増益結果と比較されて
  それほど満足感は高くなく見劣りしてしまう。。
② 材料出尽くし感も手伝って、賞味期限も短期間となる。
③ 昨年も第一四半期はロースタートだったので
  1Q下方修正などという最悪の事態もあり得ます。
むしろ、2~3月の時のように超短期のバイ菌やハイエナの
格好のターゲットにされていたと思いませんか!

現実に立ち戻って、
世間では、トランプ、為替、原油などの不確実要因から
保守的な見通し予想を出している企業が大部分ですよね。
しかしながら、
ここには、この不確実要因はほとんど関係ありません。

リスクといえば、人手不足だけです。

① 減損処理もきっちり行ない企業体質は健全
② ホテル需要やカジノ、万博など材料満載
③ バックアップ企業の連携体制も万全
④ 潤沢な受注残を持っている
⑤ 増配(+2)も決定
⑥ 市場変更などのIR計画も数多く待機
⑦ 前年比での従業員数に対する収益生産性は高い
⑧ Q単位での上方修正という投資心理効果期待を温存

保守的とはいえども、
昨年同時期の来季予想よりは上にはなっていますよね。
経常損益 1360 → 1670  
純利益  1000 → 1100

贅沢を言えば、きりがありませんが、
しっかり、成長している状態でもあり、
あとは、浮動株の少ない中での自社株取得程度しか
残っていません。

俯瞰した結論としては、、
今回の超絶決算からすれば、よっぽどの特需保証でもない限り、
年度間の単純比較なのですから、どんな予想数値を出しても
【減収・減益】 という表現になってしまいます。
また、中途半端な増益予想を出しても見劣りしてしまって、
賞味期限を縮めてしまう結果となりますよね。
つまり、、、
世間の風潮にもあわせて、保守的と言われる固い数値を
安全パイとして提示しただけに過ぎないと思いますよ。

ここの場合は、
企業評価である株価を上げるには、出来高が絶対条件であり、
善玉の大口組の参加が必要条件ですよね。
つまり、
彼らの投資判断基準の本質はどこにあるかを少し考えれば、
おのずと答えは出てくるのではないでしょうか。

あわてずに、冷静に
みなさん、落ち着いていきましょう。