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2025年12月現在、最新のミャンマーの戦況と支配地域。反政府勢力の優勢。2024年末から2025年にかけて、少数民族武装勢力(EAO)や国民防衛隊(PDF)がラカイン州やシャン州などの重要拠点を次々と制圧。 マンタレーなどの主要都市近郊までPDFが迫っており、これに対し、劣勢に立つ国軍は空爆とドローンを用いた攻撃を大幅に増やした。2025年の空爆回数は前年比で約30%増加。ラカイン州は、少数民族武装勢力「アラカン軍(AA)」が州のほぼ全域を掌握しつつある。国軍の兵力不足は、強制徴兵制の導入にもかかわらず、国軍の兵士数はクーデター前の約40万人から推定13万4000人程度まで減少、ミャンマー国軍が「完全に支配」している領域は、国土全体の約21%程度まで減少していると分析されている。反政府勢力の支配地域は約42%。支配が不安定な地域が約37%。 国軍は人口密度の高い主要都市を依然として保持するが、陸路の補給線は寸断されており、支配地域は「飛び地」のような状態。2025年12月28日から予定されている総選挙について、国軍が実効支配を維持できているのは全330郡区のうち3分の1以下(約102郡区)に留まっており、選挙の実施自体が困難な地域が広がる。

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