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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2021/06/22〜2021/06/24

>>1047

50セントの記事ソース貼っておきますね。

なぜ「セル・イン・メイ」ではなく「セル・イン・ジューン」?
目次 [非表示]
1 今週の振り返り
2 なぜ「セル・イン・ジューン」なのか
3 謎の投資家「50セント」
4 来週の注目銘柄
今週の振り返り

週末の米国・欧米の概況はそこまで変化がありませんでしたが

ワクチン接種の加速、それに伴う経済活動の正常化、そして半導体の3つを背景にして、

主力ハイテク株などを中心にS&P500も最高値を更新するなど、好調でした。


日経平均の時間外では29,939円となり、また3万円に近づこうとしています。

ただオプションの話になりますが、日経平均が上がる権利は全くと言っていいほど上がっていません。

全体的に先物の方が高いはずなのに先高感がありません。

いつもならコールオプションが上がってきて、どうしようかとなるところですが全く上がってないです。

反対に下がっていると感じるのがプットオプションです。

これはアメリカ市場でのVIX指数がかなり軟調になっていることが関係しています。

VIX指数は16.69%と年初来安値を更新しています。

VIX指数はS&P500のボラティリティ、及びプットオプションに関連する指数で、

市場の緊張感が高まった時に上がります。

つまりVIX指数が上がり始めていたらやや乱高下したり、急騰するとほとんど暴落しているという状況になります。

この1年間は20ポイントを下値にして、NYダウも上げ下げしていました。

しかし元の水準に戻ってしまったので、ほぼ乱高下することはない、

そしてほぼ大きな暴落をすることもない状況となっています。

それに伴い、日経平均VIも低ボラティリティになっています。

だからプットもコールも下がるということです。

時間が経てば経つほどオプションは減価していきますが、

この低ボラティリティではそれがさらに加速するので、

もちろん株式投資でも良いですがオプションも良いと思います。

今は短期的にゴルディロックス相場なので、オプションの売りが向いていると思います。

今の状態は資金が安全資産からリスク資産へ流入していき、相場を押し上げる。

そして相場はなかなか下がらない状態にあります。


なぜ「セル・イン・ジューン」なのか

なぜ「セル・イン・メイ」(5月に株を売れ)ではなく、

「セル・イン・ジューン」(6月に株を売れ)なのかを説明します。

例年はアメリカでは4月15日が税金の申告期限で、5月で税還付が終わります。

そして税還付を元手に株に投資して、その影響で株価が一時的に上がりやすくなります。

だから「セル・イン・メイ」と言われる理由の一つです。

しかし、今回はコロナウイルスの影響で申告の期限が1ヶ月ほど延長されています。

2003年にも申告期限が1ヶ月延長されたことがあり、

そのときは還付金が支払われた時期が6月ぐらいになりました。


謎の投資家「50セント」

「50セント」と呼ばれるVIX指数のコールオプションを大量に購入する投資家がいます。

どういうときにVIX指数のコールを買うかというと、VIX指数がレンジの下限に行っている時です。

VIX指数が軟調な時に、あえて逆張りをします。

アメリカではVIX指数が上がる権利下がる権利も全部オプションで取引できます。

VIX指数が何月までに30ポイント、40ポイントまで上がるという権利がだいだい50セントになります。

VIX指数が安い時に大量に仕込み、だいだい当ててきています。

なぜならVIX指数が上がるという事は相場が大暴落するということです。

コロナショックの3ヵ月前に1枚50セントで13万枚購入して、コロナショックが起きて170億円の利益をだしました。

まさにコロナショックを分かっていたような存在です。

また2017年のゴルディロックス相場の時に、1年間かけてVIX指数のコールオプションを大量に買っていました。

そして2018年のVIXショックで217億円の利益を出した逸話も持っています。


VIX指数のチャートです。
赤い丸で囲っている部分が投資家「50セント」が買っているところです。

よく千竃が動画で言っている、「VIXはレンジ下限で買いましょう」というのはこの事です。

つまり今はゴルディロックス相場とはいえ、短期的には大暴落が起きやすいという状況なのです。

そして投資家「50セント」は7月限のオプションを購入しています。

国際のETF VIX短期先物指数【1552】 50セントの記事ソース貼っておきますね。  なぜ「セル・イン・メイ」ではなく「セル・イン・ジューン」? 目次 [非表示] 1 今週の振り返り 2 なぜ「セル・イン・ジューン」なのか 3 謎の投資家「50セント」 4 来週の注目銘柄 今週の振り返り  週末の米国・欧米の概況はそこまで変化がありませんでしたが  ワクチン接種の加速、それに伴う経済活動の正常化、そして半導体の3つを背景にして、  主力ハイテク株などを中心にS&P500も最高値を更新するなど、好調でした。   日経平均の時間外では29,939円となり、また3万円に近づこうとしています。  ただオプションの話になりますが、日経平均が上がる権利は全くと言っていいほど上がっていません。  全体的に先物の方が高いはずなのに先高感がありません。  いつもならコールオプションが上がってきて、どうしようかとなるところですが全く上がってないです。  反対に下がっていると感じるのがプットオプションです。  これはアメリカ市場でのVIX指数がかなり軟調になっていることが関係しています。  VIX指数は16.69%と年初来安値を更新しています。  VIX指数はS&P500のボラティリティ、及びプットオプションに関連する指数で、  市場の緊張感が高まった時に上がります。  つまりVIX指数が上がり始めていたらやや乱高下したり、急騰するとほとんど暴落しているという状況になります。  この1年間は20ポイントを下値にして、NYダウも上げ下げしていました。  しかし元の水準に戻ってしまったので、ほぼ乱高下することはない、  そしてほぼ大きな暴落をすることもない状況となっています。  それに伴い、日経平均VIも低ボラティリティになっています。  だからプットもコールも下がるということです。  時間が経てば経つほどオプションは減価していきますが、  この低ボラティリティではそれがさらに加速するので、  もちろん株式投資でも良いですがオプションも良いと思います。  今は短期的にゴルディロックス相場なので、オプションの売りが向いていると思います。  今の状態は資金が安全資産からリスク資産へ流入していき、相場を押し上げる。  そして相場はなかなか下がらない状態にあります。    なぜ「セル・イン・ジューン」なのか  なぜ「セル・イン・メイ」(5月に株を売れ)ではなく、  「セル・イン・ジューン」(6月に株を売れ)なのかを説明します。  例年はアメリカでは4月15日が税金の申告期限で、5月で税還付が終わります。  そして税還付を元手に株に投資して、その影響で株価が一時的に上がりやすくなります。  だから「セル・イン・メイ」と言われる理由の一つです。  しかし、今回はコロナウイルスの影響で申告の期限が1ヶ月ほど延長されています。  2003年にも申告期限が1ヶ月延長されたことがあり、  そのときは還付金が支払われた時期が6月ぐらいになりました。   謎の投資家「50セント」  「50セント」と呼ばれるVIX指数のコールオプションを大量に購入する投資家がいます。  どういうときにVIX指数のコールを買うかというと、VIX指数がレンジの下限に行っている時です。  VIX指数が軟調な時に、あえて逆張りをします。  アメリカではVIX指数が上がる権利下がる権利も全部オプションで取引できます。  VIX指数が何月までに30ポイント、40ポイントまで上がるという権利がだいだい50セントになります。  VIX指数が安い時に大量に仕込み、だいだい当ててきています。  なぜならVIX指数が上がるという事は相場が大暴落するということです。  コロナショックの3ヵ月前に1枚50セントで13万枚購入して、コロナショックが起きて170億円の利益をだしました。  まさにコロナショックを分かっていたような存在です。  また2017年のゴルディロックス相場の時に、1年間かけてVIX指数のコールオプションを大量に買っていました。  そして2018年のVIXショックで217億円の利益を出した逸話も持っています。    VIX指数のチャートです。 赤い丸で囲っている部分が投資家「50セント」が買っているところです。  よく千竃が動画で言っている、「VIXはレンジ下限で買いましょう」というのはこの事です。  つまり今はゴルディロックス相場とはいえ、短期的には大暴落が起きやすいという状況なのです。  そして投資家「50セント」は7月限のオプションを購入しています。