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金利のドミノ倒しきたかな

国債売りが売りを呼ぶコンベクシティヘッジの影、金融市場は戦々恐々

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-02-25/QP2ZXRDWX2PZ01

売りを余儀なくされたグループとは、7兆ドル(約743兆円)規模の住宅ローン担保証券(MBS)市場の投資家だ。米国債利回りとそれに連動する住宅ローン金利が突然に大きく上昇すると、住宅ローンの借り手は借り換えの動機が薄れる。借り換えがないということはMBSが早期償還されず、投資家にとっては資金の回収に時間がかかることを意味する。この回収期間(デュレーション)が長いほど、金利上昇による痛みは強まる。

  そこで投資家は保有している長期の米国債を売却するか、デリバティブ(金融派生商品)のポジションを調整することで、MBSポートフォリオで予想外に起きたデュレーション長期化を相殺しようとする。コンベクシティヘッジと呼ばれる現象だ。既に売りが優勢なところに追加の売りが出ることで利回り上昇が増幅される「コンベクシティイベント」は、、1994年と2003年に発生している。