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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2020/12/02〜2020/12/11

来週のFOMCに気になるかもな記事です(´・ω・`) ※長いので2分割です

ECB追加緩和に市場は慎重反応、FOMCに警戒感も

[東京 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の追加緩和を受けた金融市場は慎重な反応を示した。すでに織り込んでいた内容以上の施策ではなかっただけでなく、先行きの「正常化」に向けたニュアンスを感じ取ったためだ。株式市場が調整色を帯び始めているだけに、来週のFOMC(米連邦市場公開委員会)に向け警戒感を示す声も出ている。

<ECB直後は債券売りで反応>

ECBの決定発表直後の市場反応は債券売りだった。パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)は市場予想通り5000億ユーロ拡大されたが、延長期間が9カ月と市場予想の6カ月よりも長かったためだ。延長期間が長いことは、金融緩和が長期化することを意味するが、月当たりの買い入れ額は少なくなる。

さらにラガルド総裁が「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い取り枠を使い切らない資産購入フローで、良好な金融状況を維持できるようであれば、買い取り枠をフルに活用する必要はない」と発言したことも嫌気された。

「ワクチンが普及すれば経済が正常化することも視野に入れてきているようだ。ただ、足元では感染が拡大しており、その前に景気が落ち込む可能性もある。今と将来の両方を見据えた折衷的な内容になった」と、三井住友銀行のチーフ・マーケット・エコノミスト、森谷亨氏は指摘する。

債券市場ではいったん売りで反応した後、「やはりハト派的な措置」(国内証券)との見方が広がり、金利は低下した。しかし、欧米株の反応もまちまちで、せっかくの追加緩和にもかかわらず、マーケットの歓迎ムードは盛り上がっていない。