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東証大引け 反落 ディフェンシブ株に売り 円高や上海株安も重荷

2019/1/28    月曜日 15:35

28日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前週末比124円56銭(0.60%)安の2万0649円00銭で終えた。日経平均が前週末に約1カ月ぶりの高値を付けるなど相場全体が上昇傾向にあったため、上げが目立っていた電力やガスといったディフェンシブ株を中心に戻り待ちの売りが出た。外国為替市場で円高・ドル安進行などを受け、海外投資家が株価指数先物や輸出関連株に断続的な売りを出したことも相場を下押しした。

米連邦準備理事会(FRB)が保有資産の縮小を早期に打ち止めるとの米紙報道を受け、米金融政策の正常化ペースが緩やかになるとの観測が広がった。米利上げペースも鈍るとの見方から円相場は1ドル=109円台前半まで円高方向に振れ、株式相場の重荷となった。米金利が低下すれば運用環境が悪化するとの警戒も広がり、銀行や保険といった金融株の下げも目立った。

大引けにかけ、日経平均は下げ幅を広げた。中国・上海株式相場が朝高後、下げに転じたことで投資家心理が悪化し、中国関連株を中心に売りが増えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)や米中の貿易協議、主要企業の決算発表など週内に重要イベントが相次ぐとあって、利益確定を目的とした売りも出た。

JPX日経インデックス400は反落した。終値は前週末比90.95ポイント(0.65%)安の1万3809.01だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、10.59ポイント(0.68%)安の1555.51で終えた。

東証1部の売買代金は概算で1兆8765億円と、2兆円を下回った。売買高は10億6502万株。東証1部の値下がり銘柄数は1498、値上がりは560、変わらずは69だった。

キッコマンや大塚HDが安い。東電HDや大ガスの下げが目立った。ソフトバンクG(SBG)やダイキンも下落した。一方、東エレクや信越化が上昇した。ファストリやソニーが高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕