急な出費が発生し、当日中に5万円借りたい場合もあるでしょう。借入れを検討するなかで、どこから借りるのがよいのか、借りるときに注意すべきことは何かなど、さまざまな疑問を抱えている人も多いはずです。
本記事では、5万円を審査なしで借りる方法について解説します。借入れするときの注意点も紹介するので、今すぐお金が必要な人は本記事を参考に、自分にあった借入方法を選択してください。
元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当
大島凱斗
元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。
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結論からいうと原則的に審査なしでお金は借りられません。消費者金融などの貸金業者は、貸金業法により審査が義務化されています。銀行も全国銀行協会の申し合わせなどにより審査が求められているため、審査なしで借りられる金融機関は基本的に存在しないと理解しておきましょう。
審査なしで借りられる場合は、貸金業者の登録を受けていない闇金である可能性があります。違法な金利が適用されたり、強引な取り立てが行われたりするので、決して利用してはいけません。
最短で5万円を借りる場合は、消費者金融のカードローンがおすすめです。以下では、消費者金融を利用する4つのメリットを解説します。
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消費者金融カードローンのWeb完結を謳っている商品では、自宅にカードや郵送物が送られてこないケースが多く、基本的に友人や家族に知られることなく借りられます。担保や保証人も不要なため、誰かに知られる可能性は極めて低いでしょう。
なかには、在籍確認を勤め先への電話で行うのではなく、書類の提出で対応してもらえる場合があります。Web完結の可否や在籍確認の方法は金融機関によって異なるので、どうしても周囲に知られたくない人は入念に確認しておきましょう。
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消費者金融では、はじめての利用者に対して30〜60日程度の無利息期間が設けられている場合があります。通常融資を受ける際は、元本に一定割合の利息を上乗せして返済する必要がありますが、無利息期間内の返済なら利息を一切支払わずに済みます。
金融機関によっては無利息になる期間・金額・条件が異なるので、借入れを申込む前には必ずチェックしておきましょう。
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大手消費者金融なら、最短25〜30分程度で融資を受けられます。土日や夜間の申込みでも即日融資に対応している金融機関が多いので、急な出費にも対応できるでしょう。
ただし、申込みのタイミングによっては時間がかかる場合があります。お金の用意を急ぐ場合は、申込みが混雑しにくい平日の日中などを狙って手続きするのがおすすめです。
なお、以下のページでは、最短の融資スピード順にランキング形式で消費者金融を紹介しています。気になった商品を比較検討できるので、どれを選んでよいのか迷ったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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消費者金融では年収の3分の1までなら融資を受けられるので、年収15万円以上あれば5万円を借りられます。審査は行われるものの、借りる金額が少なければ通過しやすい傾向にあるため、5万円程度であれば低収入でも借りやすいといえるでしょう。
特に安定した収入がある会社員や公務員なら、審査に通る可能性は高いといえます。ただし、他社からの借入れがある場合や、過去に返済に遅れたことがある場合などは、審査の過程で不利に働くケースがあることも覚えておきましょう。
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できるだけ金利を抑えながら借りたい人は、銀行カードローンがおすすめです。銀行で取り扱いのあるカードローンは、消費者金融よりも金利が低い傾向にあります。例えば、消費者金融カードローンの最高金利は18%ですが、銀行カードローンなら15%が相場です。
ただし、銀行カードローンは借入れまで最短2営業日かかるので、即日融資は受けられない点に注意。消費者金融よりも審査の際に照会しているデータが多いのが理由です。そのため、銀行カードローンは、時間に余裕がある人向きといえます。
以下のページでは、銀行カードローンのサービス内容をわかりやすくまとめています。カードローンの種類は多岐にわたるので、どれを選んでよいのか迷ったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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審査なしですぐに借りたい場合は、キャッシング枠のあるクレジットカードを利用するのがおすすめです。クレジットカードの発行時に審査を済ませているので、借入時の審査は行われません。手元にキャッシング枠のあるクレジットカードを持っている人は、消費者金融よりもスムーズにお金を借りられるでしょう。
一方、現在キャッシング枠の設定がなく新たに申込む場合は、借入れできるようになるまでに1〜2週間程度の期間を要します。時間に余裕がある人は、もしものときに備えてあらかじめ手続きを済ませておきましょう。
どうしても審査なしで5万円借りたい場合は、国の制度や質屋を検討してみましょう。国から融資を受ける条件はやや厳しいですが、ブランド品などを所有していれば質屋から審査なしでお金を借りられますよ。以下で詳しく解説します。
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まずは、国から融資を受けられる生活福祉資金貸付制度の利用を検討してみましょう。生活福祉資金貸付制度は、融資を受ける目的などによって複数の種類に分類されます。
失業などで生活に困っている人は、総合支援資金の利用を検討してみてください。2人以上世帯なら月額20万円、単身世帯なら月額15万円を上限に借入れができます。利率は、連帯保証人がいるなら0%、いなくても年1.5%です。
収入の減少によって、緊急かつ一時的に生活が困難になった際は、緊急小口資金を利用できるかもしれません。保証人の有無に関わらず、10万円まで無利子で借りられます。
生活福祉資金貸付制度を利用できるのか迷ったときは、居住地の役所に相談してみましょう。
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ブランド品や骨董品などを持っている場合は、質屋を活用しましょう。質屋は買取のイメージが強いかもしれませんが、モノを担保にしてお金を借りることができます。審査がなく、消費者金融や銀行から融資を受けられなかった人でも、すぐに現金を受け取れるのがメリットです。
担保がある分、消費者金融や銀行カードローンよりは金利が低いため、低金利で借りたい人にもおすすめ。ただし、期限までに返済できなければ、担保にした品物が返ってこなくなることも理解しておきましょう。
CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表
飯田道子
質屋は、昔から利用されている庶民の借入先です。質屋さんで担保(質草)にできるものがあれば、利用するのも手です。その他、最近ではフリマアプリなども現金化する手段としては有効です。以前は住所や氏名が買い手側に公開されていましたが、最近では個人情報を出すことなく、利用できるようになっています。防犯の面からも安心ですね。
5万円を即日借りられるカードローンはたくさん存在します。それぞれに異なるメリットがあるので、自分に合った条件で借入れができる金融機関を選ぶことが大切です。
どの金融機関を選んでよいのか迷ったときは、以下のページを参考にしてみてください。各カードローンをランキング形式で紹介しているので、借入先を検討する際に役立てられるはずです。
提供元:mybest
公開日:2023年03月16日
更新日:2023年09月08日
※本記事に掲載されている情報は2023年03月16日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
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CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表
飯田道子
消費者金融の金利は銀行に比べて高いため、ためらう人もいます。ただし、消費者金融のメリットのひとつとして、無利息期間がある点は見逃せません。実際に消費者金融からお金を借りても、無利息期間内に完済してしまえば金利0%で借入れ可能。すぐに完済できる程度の少額だけ借りたいときほど、無利息期間が適用されるか、しっかりチェックしておきましょう。