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クレジットカードの利用料金を一定額にわけて支払えるリボ払いと、現金が必要なときに借りられるカードローン。どちらも似たような仕組みをしていることから、違いは何か、どちらを選べばいいのかなど、疑問に思う人も多いはずです。
そこで本記事では、カードローンとリボ払いの違いについてわかりやすく解説します。リボ払いからカードローンへの借換えについても解説するので、あわせて確認してみましょう。
元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当
大島凱斗
元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。
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目次
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カードローンとは、金融機関が提供する借入れ専用のサービスのことをいいます。銀行や消費者金融などの金融機関が取り扱っており、契約時に定められた利用限度額内であれば何回でも、いくらでも借入れすることが可能です。返済は借入金額とその利息とあわせて進めていきます。
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リボ払いは「リボルビング払い」の略で、利用した金額にかかわらず毎月決められた額だけを支払う返済方法のことです。主にクレジットカードの支払いで利用される仕組みのことを指します。
例えば5万円の買い物をした際、通常の一括払いであれば、支払日に5万円が全額引き落とされます。一方、リボ払いで設定額を毎月1万円にした場合は、5万円の買い物をしても引き落とされるのは1万円のみです。1万円ずつ返済し続け、元金である5万円に加えて手数料も完済すれば、支払いが終わります。
分割払いと混同されがちですが、分割払いは利用した金額に応じて返済金額が変動することに対し、リボ払いは利用金額がいくらであってもあらかじめ設定した金額以上が引き落とされることはありません。
リボ払いは月々の出費を抑えられるメリットがある一方で、自分が使っている金額が把握しづらく使いすぎてしまうことや、手数料がかさむことなどがデメリットとして挙げられます。リボ払いの注意点は、以下で解説します。
リボ払いは、過去に利用したことがなくても怖いイメージを持っている人も多いはず。以下では、そうした「支払いが終わらない」といわれる理由を見ていきます。
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リボ払いで注意したいことの一つに、利用残高が把握しづらく使いすぎてしまう点があります。
リボ払いは利用額が増えても毎月の支払い金額が変わらないため、利用残高を正確に把握できず、いつのまにか利用残高が大きくふくれあがってしまうことがあります。きちんと毎月の利用残高を明細で確認し、自分の支払い能力を超えた額を利用しないよう管理しておくことが重要です。
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月々の支払額を5,000円など少額に設定していると、元金がなかなか減りにくい点にも注意する必要があります。月々の支払額が少なければ少ないほど、利用金額である元金が減るスピードが遅くなるため、その分手数料もかさんでしまうのが特徴です。
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リボ払いの返済方法には、月々の支払額に手数料が含まれているパターンと、含まれていないパターンがあります。とくに注意したいのが前者。月々の支払額に手数料が含まれているパターンだと、一見わかりやすくて管理が楽に思えますが、元金がなかなか減らない原因となります。
たとえば、月々の支払いを5,000円に設定していた場合、5,000円のなかに手数料を含んでいるパターンであれば、元金4,500円+手数料500円のように支払っていることになります。
月々の支払いに手数料を含んでいない場合は、設定金額の5,000円に加えて手数料の500円をプラスで支払うため、月々の返済額は高くなるものの元金はそのぶん減っていきます。
リボ払いの特徴や仕組みをしっかりと理解したうえで、計画的に利用するようにしましょう。
リボ払いの手数料はどのくらいかかるのか、以下で解説します。
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リボ払いには毎月の返済額に対し、15%程度の手数料が発生します。手数料率はクレジットカード会社によって異なりますが、およそ15%が相場と考えていいでしょう。
手数料の割合が高いほど返済総額は多くなってしまい、返済期間も延びてしまうので注意が必要です。手数料率は、利用しているクレジットカード会社の公式サイトで確認できることがほとんどなので、あらかじめチェックしておいてください。
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リボ払いの手数料は、「利用残高 × 実質年率 ÷ 365(日) × 利用日数」で計算できます。10万円を年率15%で利用し、毎月5,000円の返済をすると仮定して、利息がいくらになるか以下でシミュレーションしてみましょう。
支払い回数:23回
手数料総額:12,898円
支払総額:112,989円
支払回数が延びれば延びるほど、月々の返済額が少なくなればなるほど、最終的な手数料は増えてしまいます。リボ払いを利用した際には、なるべく早く完済することが重要です。
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カードローンもクレジットカードのリボ払いも、返済方式は基本的に同じで、毎月決められた額を返済していくことに変わりはありません。
両者の違いは、用途です。リボ払いがクレジットカードの利用代金に対して利用するサービスであることに対し、カードローンはATMなどから現金を借入れるものです。
リボ払いはあくまでも買い物に対してあとからしか利用できませんが、カードローンは現金を直接ATMなどから引き出して借りることができます。手元に現金が必要なときには、カードローンを利用してください。
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クレジットカードのリボ払いからカードローンに借換えすべきかは、一概にはいえません。利用残高と双方の金利を確認し、合計の返済額が安くなるようであれば借換えを検討してもよいでしょう。
とくに銀行系のカードローンは、リボ払いよりも金利が抑えられていることが多いのが特徴です。利用したいカードローンの公式サイトにシミュレーション機能があることがほとんどなので、返済総額を比較して検討してみてください。
以下のページでは、銀行カードローンをランキング形式で紹介しています。最高金利が低い順など、並べ替え機能もあるので、カードローン選びの参考にしてみてください。
1級FP技能士/内山FP総合事務所代表
内山貴博
リボ払いで月々の返済額を低くしていると、毎回の返済ではそれほど負担を感じないものの、長期的には大きな手数料を負担することになります。借換えも含め、「見直し方法がないか」「あとどれくらいかかるのか」など定期的に現状確認をすることはとても大切です。
最後に、カードローンへの借換えを検討する際の注意点について解説していきます。利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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カードローンへ借換えを検討する場合は、毎月の返済額がいくらになるかをしっかりと確認しましょう。シミュレーションをして総返済額が安くなることが分かったとしても、月々の返済を続けられない額であれば元も子もありません。
途中で返済が苦しくなり、返済ペースを落としてしまうと、かえって返済総額がふくらんでしまう可能性があります。計画的な返済ができるかを踏まえて検討してくださいね。
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カードローンを新規で利用する際には、審査が行われる点も理解しておきましょう。審査では申込者の経済状況や信用情報がチェックされるため、収入や雇用形態が不安定だったり、過去に何らかの支払いを延滞していたりする場合には、審査に落ちてしまう可能性があります。
信用情報には、過去のクレジットカードや各種ローンの利用履歴、スマホ料金や家賃の支払いなど、支払いに関するさまざまな情報が掲載されています。現時点で何らかの支払いを滞納している場合には、申込み前に解消しておきましょう。
直前で支払っても延滞した履歴自体は当面残りますが、解消しているかどうかで審査の際の印象は変わります。
審査では、カードローンで借入れしたい希望額と、リボ払いの利用残高を合算したうえで、返済能力に見合った額かどうかが判断される点にも注意が必要です。
年収の3分の1に近い額であったり、そのほかの状況を考慮して返済能力に見合っていないと判断された場合には、審査に通過できません。カードローンに申込む前に、あらかじめ理解しておきましょう。
なお、カードローンの審査で見られるポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。申込み前に不安材料をつぶしておきたい人は、一度目を通しておきましょう。
リボ払いからカードローンへの借入れを検討している人は、以下のページをチェックしてみてください。銀行から消費者金融まで、さまざまなカードローンをランキング形式で紹介しているので、自分にぴったりな借入先を探すことができます。
提供元: mybest
公開日:2022年09月13日
更新日:2024年12月14日
※本記事に掲載されている情報は2022年09月13日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
※本記事の情報は、各ローン会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、LINEヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。
※2022年4月の改正民法の施行により、成年年齢が18歳に引き下げられており、記事中における成年・未成年の対象についても変更が生じております。利用条件など各社の求める申込み資格の変更については、事業者ごとに判断が分かれておりますので、お申込みの際は各社の申込みページに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
1級FP技能士/内山FP総合事務所代表
内山貴博
クレジットカードの場合は先に購入がありその代金を「リボ払い」するのに対して、カードローンの借入れでは先にお金を借りて、「リボ方式」で返済をしていくという違いがあります。
カードローンは借入れで慎重になる一方、クレジットカードではつい買い過ぎてしまうこともあるので注意してください。クレジットカードでリボ払いを設定する前に「本当にその買い物の必要性は高いのか」「一括では支払いができないのか」を、一度立ち止まって検討することが大切です。