賃貸契約や子どもの進学などに際し、50万円程度のお金が必要になるケースもあるでしょう。50万円の借入れを予定しているものの、どんな借り方があるのかわからずに悩んでいる人も多いはずです。
本記事では、50万円借りる方法を目的別に解説します。審査なしで借りられる方法や借入れ時の注意点なども紹介するので、本記事を参考にすれば、目的に応じた最適な選択ができるはずです。
元銀行員/mybest 金融サービス情報コンテンツ担当
大島凱斗
元銀行員として、法人顧客の経営支援・融資商品の提案、個人顧客の資産運用相談業務を担当。現在は日本最大級の商品比較サービスmybestにて金融・サービス商材の情報提供コンテンツを統括している。
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ここでは、目的別に50万円を借りる方法を紹介します。即日借りたい場合や低金利で借りたい場合など、自分の目的にあった方法を選びましょう。
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当日中に50万円を借りたい人は、即日融資を受けられる消費者金融のカードローンを利用しましょう。消費者金融は銀行カードローンと比べて申込みから借入れまでの時間が短く、最短25〜30分で融資を受けられる金融機関も。審査の混雑度によって時間は前後するものの、急いでいる場合は有力な候補となります。
なお、はじめての利用なら、30〜60日程度の無利息期間が設けられている場合があります。期間中に完済してしまえば利息負担ゼロでの利用が可能なので、一時的な借入れを検討している場合にはとくに嬉しい特典といえます。
以下のページでは、借入れまでの時間が短い順に、ランキング形式でカードローンを紹介しています。すぐに借入れしたい人は参考にしてください。
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低金利で借りたいなら、銀行系のカードローンがおすすめです。消費者金融では最高金利が18%に設定されるのが一般的ですが、銀行なら14〜15%程度。消費者金融と比べて審査に時間がかかることに加え、無利息期間が付く金融機関がほとんどないといったデメリットはあるものの、長期的に借りるなら銀行カードローンのほうがお得といえるでしょう。
どの銀行カードローンを選べばよいか迷ったときは、以下のページをチェックしてみてください。さまざまな銀行の商品をランキング形式でまとめているので、低い金利で借りられるカードローンを見つけられるでしょう
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50万円の使い道が決まっている人は、目的別ローンの利用を検討してみてください。マイカーローン・教育ローン・ブライダルローンなど、特定の目的に使用することを条件に融資を受けられます。金利はおおむね10%未満となっており、カードローンと比べて低金利で利用できるのがメリットです。
ただし、借りた資金を申請した目的以外で利用すると、一括返済を求められる可能性があるので注意しましょう。
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スマホアプリの二次元コード決済を利用すれば、手軽に即日融資を受けられます。普段使っている二次元コード決済の残高にチャージできるので、手続きに手間がかかりません。
1,000円単位で借りられるサービスもあるので、少額を借りたい場合にも便利です。すべてオンラインで完結できるため、実店舗に足を運ぶ必要がなく、自宅から手続きできるのもメリットといえるでしょう。
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金融機関からお金を借りられない低所得者や高齢者の場合は、生活福祉資金貸付制度が利用できる可能性があります。生活福祉資金貸付制度とは、国が困窮者向けにお金を貸し出す制度のこと。例えば、生活の再建に必要な費用なら60万円以内、進学費用なら50万円以内を上限に融資を受けられます。
利率は借入れの目的によって異なりますが、無利子・保証人不要の貸付もあるほか、有利子の場合でも比較的低利率での借入れが可能です。どこからもお金を借りられない状況になったときは、活用を検討してみましょう
審査なしで50万円を借りる方法は主に2つあります。クレジットカードを保有している人や生命保険の加入者はぜひ参考にしてみてください。
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審査なしですぐに借りたい場合は、キャッシング枠のあるクレジットカードを利用しましょう。クレジットカードの発行時にキャッシング枠も同時に申請していれば、審査は済んでいるので、すぐに借入れができます。キャッシングは銀行ATMやコンビニATMでできるのが一般的なので、すでに枠がある人は、消費者金融に申込むよりもスムーズにお金を借りられます。
一方、クレジットカードを持っているものの、新たにキャッシング枠を設定する際は、1〜2週間程度かかるので注意してください。
なお、クレジットカードのショッピング枠を換金目的で使用する方法は、カード会社の規約違反になる可能性があります。クレジットカードでお金を借りる場合は、規約もあわせて確認しておきましょう。
CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表
飯田道子
クレジットカードのキャッシング枠で50万円を借りられるケースは、ゴールドカード以上のことが多く、一般的には30万円程度の枠になっています。キャッシングを利用するときには限度額の確認をし、足りない分は他の方法でカバーするようにしましょう。即日発行されるカードの場合は、キャッシング枠そのものがついていないことがあるので、注意してください。
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生命保険に加入している場合は、契約者貸付制度を利用するのも選択肢のひとつです。解約返戻金がある保険なら、一定の範囲内で保険会社からお金を借りられます。きちんと返済すれば、保険が解約されることもありません。
借入時には利息が発生するほか、解約返戻金がない掛け捨て型の保険では利用できない点は理解しておきましょう。まずは、契約している保険会社の規定を確認してから、利用するかどうかを判断してください。
50万円を借りる場合の注意点を3つ紹介します。借りてから後悔しないためにも事前に確認しておきましょう。
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カードローンではじめて借入れする人は、無利息期間の条件を必ず確認しましょう。大手消費者金融のカードローンでは、30〜60日程度の無利息期間を利用できることが一般的。無利息期間は長いほど出費を抑えられるので、適用条件を含めて細かくチェックしておくのがよいです。
先述の通り、無利息期間内なら、金利0%での借入れを実現できます。短期間だけ借りるなら、目的別ローンや銀行系カードローンより支払利息が軽い場合もあるでしょう。
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消費者金融をはじめとした貸金業者を利用する場合は、総量規制により年収の3分の1を超える借入れができません。銀行は貸金業者ではないため総量規制の適用外ですが、消費者金融とほぼ同等の基準を設けている場合もあります。
年収が150万円未満の人は50万円を借りられない可能性があるので、すでに持っているクレジットカードのキャッシング枠や契約者貸付制度を利用するなどの工夫が必要です。
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貸金業者や銀行業者として金融庁の許可・登録を受けていない業者は絶対に利用しないでください。審査なしを謳っている業者は違法業者なので、うっかり借入れすると法律の最高金利を超えた利息を払わされたり、違法な取り立てに遭ったりする可能性があります。
借入れの申込み時は、貸金業の登録番号や銀行免許の有無を事前に確認しておくことが大切です。もし、違法な金融業者から借りてしまった場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談しましょう。
以下のページでは各社のカードローンをランキング形式で紹介しています。消費者金融から銀行カードローンまで、幅広く比較検討したい人は確認してみましょう。
提供元:mybest
公開日:2023年03月16日
更新日:2023年06月27日
※本記事に掲載されている情報は2023年03月16日時点のものです。お申込みの際は各社公式サイトに記載の最新の情報を必ずご確認ください。
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CFP認定者・1級FP技能士/Paradise Wave代表
飯田道子
50万円は比較的大きな金額なので、消費者金融や銀行などの金融機関から正しく借りることが大切です。銀行でないと不安に感じる人もいますが、金融庁の認可を得ている金融機関であれば、消費者金融でも法律に則った運営がされています。公式サイトで認可があるかどうかは確認できるので、不安なら申込み前に見てみましょう。