提供元:a-works
出典元:shutterstock
生活の支えや急な出費に対応するためにカードローンを利用している、または利用を考えている人も多いと思います。その中には「カードローンは借りやすい」という印象を持っている人もいるでしょう。しかしカードローンは「申し込んだらすぐに借りられる」といったものではありません。
カードローンを利用するには各社の審査に通る必要があります。「審査がないカードローン」「誰でも確実に審査が通るカードローン」は存在しません。もしあったとすれば、それは正規の業者ではないでしょう。
そこで今回は、「審査なし」とうたっているカードローンの注意点や、カードローンの審査基準について解説します。すぐにお金が必要という人向けのおすすめカードローンもまとめてあるので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
なお、各カードローンの紹介は、調査時点の情報に基づいています。申込時には必ず各カードローンの公式サイトで最新情報を確認するようお願いします。
目次
現在は消費者金融をはじめとしたさまざまな企業が、カードローンの商品を展開しています。そのどのカードローンでも必ず実施されるのが、契約前の審査です。
残念なことに、借り入れをしても返済できない人はいます。多くの人が滞納すればカードローン会社は貸し倒れが増え、経営が立ち行かなくなります。きちんと返済してくれる人を選ぶために、審査は行われているのです。
出典元:shutterstock
しかし、カードローン会社の中には「審査なしで借りられる」「審査基準が甘い」などとうたっているところも実在します。こういった文言を掲げている会社には注意が必要です。
大々的に審査が甘いとうたっている場合、いわゆる「闇金」など、正規業者ではない可能性があります。では、もしこういった違法な貸し付けを行っている闇金でお金を借りた場合にどのような被害が生じるのか、次の章で具体的にみていきましょう。
闇金からお金を借りると、次のようなリスクがあります。
金利は、「利息制限法」という法律によって、借入金額ごとに上限が定められています。たとえば10万円未満の場合、年20%を超えてはいけません。しかし、闇金はこの法律の制限を大きく超えた金利を設定しています。
もしこのような法外な高金利の融資を受けてしまうと、いくらお金を返済しても元金をなかなか減らせず、総返済額はどんどん膨らんでいってしまいます。
また、執拗な取り立てを行うことも、闇金による代表的な手口です。
自宅に押しかけてきたり、脅迫めいた電話がかけてきたりするだけでなく、借り入れを行った本人以外、たとえば友人や家族にまでその手がおよぶことが考えられます。
出典元:shutterstock
闇金からお金を借りてしまうと、違法な利息によって完済が難しくなったり、執拗な取り立てにあったりして精神的にも追い込まれる可能性があるため、絶対に利用しないようにしましょう。
ここで、正規業者と闇金業者を見分ける3つのポイントをお教えします。
1.貸付条件の文言
2.貸金業登録番号
3.日本貸金業協会への加盟有無
1つずつ詳しく見てみましょう。
法律違反となる営業を行っている場合、「バレないように宣伝などはしないもの」と思いがちですが、闇金は積極的に勧誘活動を行っています。手法としては、ダイレクトメールや電話、貼り紙などの広告が多いです。
闇金の勧誘では次のような「利用者にとって魅力的に感じる文言」をうたっている場合があります。このようなことを担当者が説明してきたり、広告やサービス案内に書かれていたりした場合は闇金である可能性が高いです。
本来カードローン会社は、貸したお金に対して利息を設け、きちんと返済してもらうことで利益を生み出しています。そのため、各社で審査を実施し、返済能力があると判断できた人だけに融資を実施するものです。
しかし闇金の場合、ブラックリストや多重債務者という社会的に信用されにくい人に対して、違法にお金を貸して利益をあげようとしています。他ではお金を借りにくい、お金に困っている人を狙って勧誘してくるのです。
貸金業登録番号(貸金業者登録番号)とは、国が貸金業を行うことを許可した企業に発行する番号です。一般のカードローン会社のWebサイトには必ず貸金業登録番号が明示されています。
国からの許可を得ていない違法業者にはこの登録番号を持っていません。ただここで注意して欲しいのが「闇金業者は登録番号を偽装する」ということです。番号があるからといって安心してはいけません。
貸金業者登録番号が正規のものかどうかは、金融庁のWebサイトにある「登録貸金業者情報検索サービス」から確認できます。検索をして出てこない業者は正規の業者ではありません。
日本貸金業協会は、貸金業に関する相談や苦情の対応などを行っている貸金業の業界団体です。自主的なルールを定めて、加盟協会員に法令や自主ルールの遵守を指導しています。そのため、加盟している貸金業者であればコンプライアンス(法令遵守)態勢が整っていると考えられます。
加盟している貸金業者は自社のWebサイトなどで日本貸金業協会の会員番号を記載しています。日本貸金業協会の公式サイトで検索できるので、正しく登録されているか検索してみましょう。
また、日本貸金業協会では、違法な貸金業者の情報を管理・共有しています。Webサイトでは悪質業者の検索や勧誘手段、被害の実例なども公開しているのでチェックしてみてください。
悪質な業者は正規の業者に見せかけるため、有名なカードローン会社に類似した名前を付ける傾向があります。業者名を調べるときは正確に調べるよう注意しましょう。
安心してお金を借りられる正規業者か、それとも違法な営業を行っている闇金業者かを知るため、利用する前にきちんと確認することが大切です。
出典元:shutterstock
繰り返しますが、審査のないカードローンは、闇金業者でもない限りありえません。したがって、安全にお金を借りるには必ず審査を受けることになります。
カードローンの審査基準は、各社で異なります。また、審査基準の詳細は公表されていないため、「どのようにすれば審査を通過できるのか」「審査を確実に通過する方法」といったことは分かりません。
ただし、審査には重要とされるポイントがあります。一般的にいわれているカードローン審査で重視されるポイントを紹介します。
1.年収や雇用形態
2.信用情報の調査
3.現在の他社カードローン借入状況
4.申込時に提出した書類のチェック
5.勤務先への在籍確認
上記はどこのカードローンでもチェックしているポイントです。具体的にどういった確認がされるのかを見ていきましょう。
カードローンの審査において、重視されるポイントのひとつです。
当然ですが、年収が高いほど返済能力も高いと判断されるため、審査にとおりやすくなります。ただし、契約する借入限度額が50万円以上の高額な融資を希望する場合は、年収を証明する収入証明書の提出が必要になってきます。
また、雇用形態についても申告する必要があります。正社員はアルバイトやパートよりも安定した収入があるため、審査では有利です。ただ、アルバイトやパートでも安定した収入があると判断されれば、審査を通過する可能性は十分にあります。個人事業主の場合も同様です。
一方で、収入が不安定であると判断されやすい職業の場合は、審査を通過できる可能性は低くなります。
信用情報とは「クレジットやローンなどの申込みや契約に関する情報」のことです。これまでのクレジットカードやローンの利用履歴、支払い状況が審査の対象になります。
もしこの信用情報に「金融事故」が記録されていた場合は、カードローンの審査に通るのが非常に難しくなります。金融事故は次にあげるような事柄です。
こういった情報は「信用情報」として、下記の3つの信用情報機関で一定期間にわたり記録・管理されています。
金融事故情報が記録されていると、信用度が低くなります。金融事故を起こしている人にお金を貸すのは、カードローン会社からすればリスクが高いため、記録が残っている間は融資を受けることは困難です。
信用情報はその内容や情報機関によって登録期間が異なりますが、登録されてから5~10年は消えないため、その間カードローンは利用できないと考えましょう。
各カードローン会社では、先ほどの信用情報機関を通じて、利用者の借入状況を相互に共有しています。そのため、他社からの借り入れがあるかどうか、いくら借りているのかといった情報も判断材料となります。
複数の会社から借り入れを行っている場合、お金に困っていると考えるのが自然です。そのため返済能力が疑われ審査をとおらない可能性が高くなります。また、複数のカードローン会社から融資を受けることは「多重債務」と呼ばれます。利子がかさみ返済が困難になっていくことも十分に考えられるため、できるだけ避けた方がいいでしょう。
カードローンの審査において、本人確認ができる運転免許証や健康保険証などの提出は必須です。また、借入限度額の希望が50万円を超える場合、安定した収入があることを証明するための収入証明書(源泉徴収票や給与明細など)が必要になります。
当然、書類は本人のものでなければいけません。本人の書類かどうかは必ず確認されますし、文書の偽造や他人へのなりすましは犯罪行為になるので絶対にやめましょう。
勤務先への在籍確認はほとんどのカードローンの審査で実施されます。本当に申告した会社に勤めているかを確認するために、勤務先へ電話をかけて確認するものです。
この在籍確認については、「同僚や上司にカードローンで借り入れしていることが知られてしまうのではないか」と不安な人も多いでしょうが、在籍確認によって借り入れが周囲に知られる可能性は低いので安心していいでしょう。
カードローン会社は利用者のプライバシーに配慮して、担当者の個人名で電話をするため、本人以外の人が電話に出てもカードローン会社からの電話だと分かりにくくなっています。それでも不安な場合は申込時にカードローン会社に相談してみてください。
中には在籍確認をパスできるカードローンもありますが、多くの場合、事実確認を取るのだということは覚えておいてください。
出典元:shutterstock
審査に絶対にとおる方法はありませんが、審査にとおりやすくするための考え方として、審査をとおらないケースを知っておくことも大切です。いくつかピックアップして紹介します。
個人信用情報機関には過去の利用履歴が情報として登録されており、クレジットカードやカードローン、さらには携帯料金の滞納なども記録されています。最近では当たり前になっているスマートフォンの分割払いも、期日までに支払えなければ延滞記録として残るため注意しましょう。
個人信用情報機関に事故情報があると、金銭面で信用できない人物であると判断されてしままいます。ちなみに、こういった事故情報はカードローンだけに限らず住宅ローンやマイカーローンなど、さまざまな場面で悪影響をおよぼすので注意してください。
総量規制とは貸金業法で定められた借入金額の上限です。「借り入れは原則年収の3分の1まで」とされています。このため、年収の3分の1を超えた借り入れはできません。他社での借り入れも含めて3分の1以下で申し込む必要があります。
なお、銀行カードローンは総量規制の対象外ですが、銀行独自の基準で同等の審査がされます。状況によっては総量規制(年収の3分の1以下)よりも低い限度額(または借入不可)となる可能性も十分考えられます。
カードローンを利用するには申込書の提出(Web入力も含む)が必要ですが、審査通過のために虚偽の情報は絶対に記載してはいけません。
注意しなければいけないのが、申込書への記入をミスしてしまった場合です。悪意のないちょっとしたミスであったとしても、虚偽申告を疑われてしまうことがあります。
また、自分の情報すらきちんと記載し報告できないと判断され、審査を受ける上で不利になる可能性もあります。記載ミスは審査落ちの原因として多くみられるものなので、十分に注意してください。
多くのカードローン会社では、きちんとお金を返済してもらうために、審査で年収や職業をチェックします。
年収の高さだけを見ている訳ではなく、収入の安定性も重視されます。いくら現在の収入が多くても、歩合制のような安定性に欠ける職業の場合は、カードローンの審査を通過しづらいようです。
同様に収入の安定性という面で自営業も審査では不利になるといわれています。審査では収入の多さだけでなく、安定性も重視されることを理解しておきましょう。
延滞や債務整理などの金融事故を起こし、信用情報に登録された人を「ブラック」と呼んだりするように、今までクレジットカード払いやローンを一度も利用したことがなく、個人信用情報機関に記録が一切ない人のことを「スーパーホワイト」と呼んだりします。
このスーパーホワイトと呼ばれる人たちも、実は審査には落ちやすいといわれています。
年齢が若ければクレジットカードやローンの利用履歴がなくても問題視される可能性は低いです。しかしこれが30代より上になると見方が変わってきます。一切利用履歴がない場合、過去に債務整理したのではないか?など不自然な履歴として見られてしまう可能性があるのです。
また、利用履歴がないということは、お金に関してどのような感覚を持っているのか判断ができないため、情報が不足しているとして審査に落とされてしまうこともあるようです。
クレジットやローンの利用履歴がまったくないことも、審査では不利になってしまう可能性があることは認識しておきましょう。
出典元:shutterstock
カードローンの審査を通過できるかは実際に申し込んでみなければ分かりませんが、次のような対策で最善を尽くしましょう。
1.安定した収入を確保する
2.同時に複数の会社に申し込まない
3.勤続年数が1~2年経過するまで待つ
4.収入が増える予定があれば待つ
それぞれについて説明していきます。
返済能力はカードローンの契約を結ぶ上で非常に重要です。正社員ではなくアルバイトやパートの人でも、毎月の収入が安定していれば返済能力があると判断され、審査を通過する可能性が高くなります。
逆にいうと、正社員でも給料が安定していなければ、返済能力に不安があると判断されて審査がとおりにくくなります。
カードローンの利用を考えている人は、まず安定した収入を確保できるようにしましょう。
カードローン会社の審査では、個人信用情報機関に記録されている情報が、大きな判断材料となります。
特に重要視される項目は、以下の5つです。
これらの情報によってカードローン会社は「申込者が信用できる人物であるかどうか」を判断します。
借入件数や金額については、多いほどお金に困っていると判断されるので、複数の会社で借り入れることはおすすめしません。
申込件数は、一般的には1週間から1ヵ月の間に複数のカードローン会社への申込みが確認された場合に「お金に困っている」と判断されるので、同時に複数の会社に申し込むことは避けましょう。
個人信用情報機関には、カードローンへの申込情報も履歴が残り、各社の審査段階で確実に知られます。審査に通らないことを恐れて、同時に複数のカードローンを申し込むという人もいますが、不利になるだけです。
なお、任意整理や自己破産など金融事故情報は、5~10年記録が消えません。その間はカードローンの審査には通らないため、申し込むこと自体を避けた方が無難です。
年収だけでなく勤続年数も大切なポイントといわれています。一般的に勤続年数が1~2年以上あれば通過しやすくなるようです。日本では同じ職場に長く勤務しているほど、安定して高い収入を得ていると見られやすいため、きちんと返済できる人と判断されやすくなります。
先述したように収入の安定性と収入の多さは重視されます。もし少し先に昇進や転勤などで収入が増える見込みがある場合は、審査でも有利に働くと考えられるため、それまで待ってから申し込むことをおすすめします。
出典元:shutterstock
お財布がピンチのときや急な出費がある場合、一刻も早く融資を受けたいですよね。これまでお伝えしてきた手続き上の注意点を踏まえ、不備なく申込みを行いましょう。
カードローン会社の中には、申し込んでから融資まで最短即日で可能なところも少なくありません。ここからは以下のような、最短即日融資が可能なカードローンを紹介します。
1社ずつ詳しく紹介していきます。
まずは業界でも老舗と呼べるアイフルの「キャッシングローン」について紹介します。業界大手に属するアイフルは、アコムやプロミスと違い銀行グループに属さない独立系の消費者金融です。
利用条件や金利から確認していきましょう。
利用条件 | ・満20歳~69歳 ・定期的な収入と返済能力がある ※パート、アルバイト、自営業も利用可 |
---|---|
限度額 | 800万円以内 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入方法 | ・ATM ・インターネット(口座振込) ・電話(口座振込) |
返済方法 | ・インターネット ・口座振込 ・口座自動引き落とし ・店頭窓口 ・ATM ・コンビニ(マルチメディア端末) |
アイフルは満20歳以上であれば申込みが可能なカードローンで、金利は3.0%~18.0%です。消費者金融としては平均的な金利で、利用限度額も800万円と高額なので使いやすいサービスとなっています。
アイフル「キャッシングローン」には、以下のような特徴があります。
Webから下記の手順で申込みをすれば、最短で即日融資が可能です。
1.Webサイトから申し込む(パソコン・スマートフォン)
2.申込完了後、メールに記載のフリーダイヤルへ電話(フリーダイヤルの受付時間は午前 9時~午後9時)
3.アイフルから審査結果の連絡(メールまたは電話)
4.Webまたは来店で契約
申込みはWebであれば24時間365日可能です。午前9時から午後9時までならフリーダイヤルに電話をすることで優先的に審査を実施してもらえます(審査完了まで最短30分)。
返済方法は豊富です。提携ATMも下記のとおり多く、幅広いエリアで利用可能です。
ただし振り込みでの返済の場合、受付時間によっては翌営業日の取り扱いとなることもあるので注意が必要です。
なおアイフルでは公式スマホアプリをリリースしており、ローンカードを使うことなくATMにて借り入れや返済の手続きが可能です。手軽にカードローンを利用したい人は、アプリを活用してもいいでしょう。
はじめて利用する場合は、無利息サービスもあります。
〔内容〕
初回契約の翌日から最大30日間無利息
〔条件〕
次の条件をすべて満たす場合
※2019年10月21日現在
条件が少なく、初回利用であればほとんどの人が利用できるサービスなので、ぜひ活用してみてください。
SMBCモビットはWeb完結の申込みができるカードローンとして人気を集めています。周囲に利用していることを知られたくない人に特におすすめです。
基本情報は以下のとおりです。
利用条件 | ・満年齢20歳~69歳 ・安定した収入がある ※パート、アルバイト、自営業も利用可 |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入方法 | ・ATM ・インターネット(口座振込) ・電話(口座振込) |
返済方法 | ・インターネット ・ATM ・口座振込 ・口座自動引き落とし |
SMBCモビットには、次のような特徴があります。
SMBCモビット最大の特徴はWeb完結による申込みができることです。
「電話連絡なし」「郵送物なし」「利用手続きもWebで完結」といった点から、カードローンの利用を周りに知られたくない人にはぴったりです。
特に電話連絡がないことについてメリットに感じている人が多く、審査で「確認が必要」と判断された場合を除けば、基本的に勤務先などへの電話連絡もありません(WEB完結なら電話連絡なし)。
審査の結果についてはメールで行われ、入会申込書や契約書類といった郵送物もすべてネット上で交付されるため、誰にも知られることなく利用できます。
ただし、Web完結で申込みできる人には条件があります。
次の(1)(2)ともに必須
(1)次のいずれかの口座を所有している
(2)全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)または組合保険証を所有している
SMBCモビットで即日融資を受けるには、次の手順で進めます。
1.Webサイトから申し込む(パソコン・スマートフォン)
2.(特に急いでいる場合は)完了画面に表示されたフリーコールに電話
3.最短30分で審査完了
4.SMBCモビットから電話連絡(Web完結の場合はメール連絡)
5.審査通過ならそのまま会員登録
借り入れは、指定の金融機関口座に振り込みをするか、ATMから引き出すかを選択できます。なお、フリーコールの受付時間は午前9時から午後9時です。
幅広い雇用形態に対応している点もSMBCモビットの特徴なので、正社員でないことを理由に他社のカードローンの利用を諦めている人もぜひ申し込んでみてください。
プロミスも初回利用者向けに無利息サービスを提供しています。プロミスの場合は、無利息期間のカウントが初回借り入れの翌日からなので、契約から借り入れまでに期間があいてもムダになりません。
プロミスの基本情報を見てみましょう。消費者金融の中ではやや低めに設定されている上限金利にも注目です。
利用条件 | ・満20歳~69歳 ・本人に安定した収入がある ※パート、アルバイト、自営業も利用可 |
---|---|
限度額 | 500万円まで |
金利 | 4.5%~17.8% |
借入方法 | ・ATM ・インターネット(口座振込) ・電話(口座振込) ・店頭窓口 |
返済方法 | ・インターネット(リアルタイム返済) ・口座自動引き落とし ・店頭窓口 ・ATM ・コンビニ(マルチメディア端末) ・口座振込 |
プロミスの特徴は以下のとおりです。
即日融資に対応しており、審査結果は最短30分で分かります。申込みから融資まですべての手続きがWebで完結し、口座振替による返済を選択すれば、郵送物もなしで契約可能です。Webから借り入れや返済もでき、カードレスで利用できること特徴といえるでしょう。
また借り入れは、指定の口座へ振り込みで行うか、プロミスや三井住友銀行のATMでも可能で、プロミスのATMであれば手数料0円です。
下記のように提携ATMも多いので、全国各地のコンビニなどで手続きができます。
プロミスでは、次のような無利息サービスが設けられています。
<プロミスの30日間無利息サービス>
〔内容〕
初回借り入れの翌日から30日間無利息
〔条件〕
次の条件をすべて満たす場合
※2019年10月21日現在
借り入れから30日以内に返済をすれば利息がかからないため、短期間での返済を計画している人ならば、とてもお得に借り入れができます。
続いては、借入方法や返済方法が豊富で利用しやすさに定評のあるアコムです。
アコムの基本情報や特徴をご説明します。
利用条件 | ・満20歳~69歳 ・安定した収入と返済能力がある ※パート、アルバイト、自営業も利用可 |
---|---|
限度額 | 1万円~800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
借入方法 | ・ATM ・インターネット(口座振込) ・電話(口座振込) ・店頭窓口 |
返済方法 | ・インターネット(リアルタイム返済) ・ATM ・口座振込 ・口座自動引き落とし ・店頭窓口 |
アコムの特徴は以下のとおりです。
最短で借り入れをしたい場合、下記の手順で申込みを進めましょう。
1.Webサイトから申し込む
2.審査(最短30分)
3.店頭または自動契約機(むじんくん)で契約
4.カードを受け取り完了
アコムのWebサイトでは、年齢や年収、他社での借入状況を入力するだけで、借り入れの可否を簡易的に診断できる「3秒診断」があります。あくまで簡易的な審査のため目安でしかありませんが、申込みを考えている方は一度利用してみてはいかがでしょうか。
アコムには次のような無利息サービスがあります。
〔内容〕
初回契約の翌日から30日間無利息
〔条件〕
はじめてアコムを利用する
※2019年10月21日現在
無利息の期間は「初回借り入れの翌日から」ではなく、「初回契約の翌日から」である点に注意しましょう。
サイトメンテナンスのタイミングを除けば24時間申込みが可能なので、日中は時間がない人にもおすすめです。ただし夜間に申込みをした場合、審査の回答は翌日となります。即日融資を希望する場合は、午前中などの早い時間に申し込んだ方が無難です。
レイクALSAは他社と異なり、無利息サービスが30日間・60日間・180日間と3つ用意されているのが大きな特徴です。
基本情報から紹介していきます。
利用条件 | ・満20歳~70歳 ・安定した収入がある ・国内居住または日本の永住権がある ※パート、アルバイトも利用可 |
---|---|
限度額 | 1万円~500万円 |
金利 | 4.5%~18.0% |
借入方法 | ・ATM ・インターネット(口座振込) ・電話(口座振込) |
返済方法 | ・インターネット(リアルタイム返済) ・ATM ・口座自動引き落とし ・口座振込 |
レイクALSAは満20歳から70歳の人で、安定した収入を確保していれば利用できます。
特徴は以下のとおりです。
レイクALSAの3つの無利息サービスを紹介します。
内容・条件 | |
---|---|
60日間無利息 | <内容> 初回契約の翌日から60日間無利息 <条件> ・はじめてレイクを利用する ・Web申込みをする ・契約額は1万円~200万円 |
180日間無利息 | <内容> 初回契約の翌日から180日間無利息 ※借入額のうち5万円まで <条件> ・はじめてレイクを利用する ・契約額は1万円~200万円 |
30日間無利息 | <内容> 初回契約の翌日から30日間無利息 <条件> ・はじめてレイクを利用する ・契約額は1万円~500万円 |
即日融資にも対応しており、最短60分で申込みから融資までが完了します。申込みは、サイトメンテナンスなどを除いて原則24時間365日対応しているので、日中は仕事で時間がとれない人も、都合の良い時間にいつでも申込可能です。
出典元:shutterstock
カードローンの返済が大きな負担になっている場合は「借り換えローン」を検討しましょう。また、どうしようもなくなったときの最終手段として「債務整理」という方法があることも押さえておきましょう。
借り換えローンとは、より低金利なカードローンに借り換えるためのローンです。
借入金にかかる金利を下げることができれば、支払い利息を減らすことができ、月々の返済を楽にできます。しかし、借り換えをする際にも審査が必要です。
借り換えローンは消費者金融だけでなく、銀行でも実施されています。銀行の場合、消費者金融よりも金利が低く設定されているため、返済しやすくなる可能性が高いです。ただし、その分審査も厳しいことは頭に入れておいてください。
おまとめローンとは名前のとおり、複数あるローンを1つの借入先にまとめることです。毎月の負担を減らして返済しやすくするために利用します。
1件にまとめることで1社からの借入金額を高くできるため、金利を下げられる可能性が高くなります。また返済日も1回にまとめられるので、返済手続きの負担を減らせることもメリットです。
おまとめローンも各社で提供されています。設定されている金利はさまざまですので、多くの会社をチェックしてみてください。
たとえばプロミスでは、次のようなおまとめローンを提供しています。
借入条件 | ・20歳~65歳の人 ・安定した収入がある人 |
---|---|
融資額 | 300万円まで |
金利 | 6.3%~17.8% |
資金使途 | 他貸金業者からの借入金返済に限る |
多重債務となり管理しきれていない人や返済に苦しんでいる人は、生活を立て直すためにもおまとめローンを上手に活用してください。
カードローンは借金です。消費者金融であろうが銀行カードローンであろうが、計画的に利用しなければ返済が難しくなります。
もし、どうしても返済できないとなったとき、借金問題の専門家である弁護士を交えて行うのが債務整理です。
債務整理には、以下のようなものがあります。
債務整理を行うと借金を減額したり、ゼロにしたりできます。しかし、債務整理を行うと個人信用情報に金融事故情報として記録されてしまいます。一定期間カードローンはおろか、クレジットカードや自動車ローンなども利用できません。このことは必ず覚えておきましょう。
あくまで債務整理は最終手段として考えておき、まずは借り換えローンやおまとめローンなどを検討して、それでも厳しいようであればプロを交えて生活を立て直す方法を検討しましょう。
出典元:shutterstock
カードローンは生活を金銭面から支えてくれる便利なサービスですが、利用するには安定した収入の確保が条件です。そのため、無職で収入がない人はカードローンを利用できません。
もしそのような状況にある場合は、国の貸付制度の利用を検討してみてください。
生活福祉資金貸付制度は、所得の低い人や高齢者、障害者などの生活を支援する目的の制度です。
対象世帯 | 以下のいずれか ・低所得者世帯:必要なお金を他から借りるのが困難な世帯 ・障害者世帯:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた人が属する世帯 ・高齢者世帯:65歳以上の高齢者の属する世帯 |
---|---|
資金の種類 | ・総合支援資金 ・福祉資金 ・教育支援資金 ・不動産担保型生活資金 |
貸付額 | 資金の種類によって異なる |
金利 | ・総合支援資金、福祉資金 連帯保証人がいる場合は無利子、いない場合は年1.5% ・教育支援資金 無利子 ・不動産担保型生活資金 年3%、または長期プライムレートのいずれか低い利率 |
手続き場所 | 居住地域の市町村社会福祉協議会 |
貸付条件や申込方法などの流れは、自治体や「社会福祉法人全国社会福祉協議会」などのWebサイトで事前に確認できます。生活を立て直すためにも活用を検討してみてください。
カードローンを利用するにあたり、審査がないことはまずありません。各社の審査基準は公表されていませんが、信用できる人物と認められる必要があります。きちんと返済してくれると認められる人にしか、カードローン会社は融資をしてくれません。
もし「どんな人でも契約可能」などの宣伝がされている場合、それは闇金業者の可能性が高いため、貸金業登録番号を調べるか、日本貸金業協会に加盟しているかを調べ、くれぐれも闇金業者から借りることは避けてください。
正規の貸金業者から借りられるように、普段からお金の管理はきちんと行い、生活収支のバランスを見直しましょう。またカードローンの利用時は無理のない返済計画を立て、多重債務に陥らないように注意しましょう。
※記載の情報は2019年11月現在のものです。最新の内容をご確認ください
提供元:a-works
更新日:2022年04月26日
※本記事の情報は、各ローン会社の提供する個別の商品の内容等を保証するものではありません。また、情報の正確性等についても、これを保証するものではありません。本記事の情報を基に被った一切の損害について、ヤフー株式会社は一切の責任を負いません。本記事の情報を営業等に利用すること、第三者への提供目的等で利用すること等を固く禁止します。
※2022年4月の改正民法の施行により、成年年齢が18歳に引き下げられており、記事中における成年・未成年の対象についても変更が生じております。利用条件など各社の求める申し込み資格の変更については、事業者ごとに判断が分かれておりますので、お申し込みの際は各社の申し込みページに記載の最新の情報を必ずご確認ください。