FXについて質問です。

Question

FXについて質問です。業者によってスワップポイントが違うのは何故でしょうか？？スワップポイントとはそもそも各会社がトレーダーに向けて払うものなのかがよくわからないです。金利差で支払われるものだと認識していましたが、各会社によりかなり違いがあるので…、スワップポイントをトレーダーに支払う事自体は会社には何の不利益もないものなのか知りたいです。ご存知の方よろしくお願い致します。

チビラン · Accepted Answer

結論からいうと会社によって調達力が違うから。まずこれをちゃんと理解するにはそもそもFXは借金で成り立っているということがわからないといけません。あなたがドル円を買った時どういうことがおこっているかというと、まず業者は円を借金して、その円でドルを買います。なんで借金した円の金利を支払い、預け入れたドルの金利を受け取るというポジションをもちます。んでこのポジション自体をあなたに貸与するんです。あなたが差し入れる保証金はドルを買うために使われるわけではなくこのポジションを借りるための保証金です。んでその時の保証金の差し入れ率がレバレッジになります。例えばドル金利10％で円金利1％、1ドル＝100円のときあなたがFXで10万円の保証金を入れて1万通貨ドルを買ったとします。これは実はあなたが業者から100万円借りて1万ドル買ったってことなのです。1万ドルはあなたが買ったのですからこれに10％の金利が付きます。でもあなたは100万円の借金をしているのですから1％の金利を支払わなければいけません。結局、差し引き9％分を365日を日割りにしてスワップポイントとして受け取ります。逆に、ドル金利10％で円金利1％、1ドル＝100円のときあなたがFXで10万円の保証金を入れて1万通貨ドルを売ったとします。これは実はあなたが業者から1万ドル借りて100万円買ったってことなのです。100万円はあなたが買ったのですからこれに1％の金利が付きます。でもあなたは1万ドルの借金をしているのですからこれに対して10％の金利を支払わなければいけません。結局、差し引き9％分を365日を日割りにしてスワップポイントとして支払うわけです。当然業者はこの金利からも鞘を抜いています。どっちに転んでもマイナスにはなりません。んでスワップポイントの違う主原因はこの借金の調達コストが会社によって違うからです。銀行が民間会社に金を貸すときにその金利は相手会社によって違うのといっしょです。関係が深い銀行では有利な条件を引き出せるでしょうし、それは通貨によって相手銀行の得手不得手もあるので変わってくるということです。あとはそのFX会社の営業政策で、ポジションを呼び込みたい通貨とその売買方向の有利不利を調整します☆

短気は損金玉の輿 · Answer

日付を超えて持ち越したものは決済日を一日延長する必要があり、その際に発生するのがスワップ取引によるポイントの受払です。それは銀行がFX市場（銀行間）で行うもので、その結果をごみの個人投資家を扱うFX業者に渡しますが、これはほとんど銀行による差はないが、市場は固定相場ではありませんので、多少の違いはあります。大根一本の仕入れ値がスーパーによって違うのと同じこと。でもそれはわずかです。FX業者はそれを顧客に転嫁するので、基本的にはどの業者でもほとんど同じはずです。しかし、業者によっては、小賢しい悪さをします。スワップレートが他社と比較して、高い通貨と安い通貨がよくあります。顧客の持ちに合わせて、多いところで稼ぎ、少ないところで極上のレートを出す。それを売り物にすることで、別の（くそわるい）レートの言い訳に使うのです。ドルは安いかもね、でもユーロは高いでしょ？取引銀行の違いで多少の差が出るのは不可抗力という、もっともな言い訳をするのです。通貨によっては結構な金額になるので、馬鹿にならないものです。すべてが悪いと、顧客を失うが、通貨によってまちまちであれば、文句も言えない。ケチな業者です。業者の連中のほとんどがスワップの仕組みを知らない連中ですから、ごまかしのきく水準であるかどうかなんて、自分では判断できないのです。自分で仕組みを学び、適正レートを示し、指摘できるぐらいであれば、文句の一言も言えるでしょうね。