楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースはどちらがおすすめ?
楽天証券には、楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースの2種類あります。それぞれおすすめな人の特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
ポイント上限を気にしたくない人は「楽天証券ポイントコース」がおすすめ
楽天証券ポイントコースは、ポイントの上限を気にせず投資資金に充てたい人におすすめです。ポイントの利用上限がなく、余ったポイントはJALのマイルにも交換できます。以下で詳しい活用方法を解説するので、参考にしてみてください。
ポイントの利用上限なし! 投資信託の利用時におすすめ

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「楽天証券ポイントコース」は、ポイントの利用上限がないため、貯めたポイントを投資資金に有効活用したい人に向いています。ポイント投資できる商品は投資信託に限られますが、ポイント上限を気にせず投資できる点が魅力です。
一方で、楽天ポイントコースは会員ランクによって上限額が設定されています。ポイント上限を気にせず積立投資したい人は、楽天証券ポイントコースを選んでみましょう。
たまったポイントをJALマイレージバンクへ交換できる

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楽天証券ポイントは、貯まったポイントをJALのマイルと交換できます。交換レートは、35ポイント=10マイルです。JALを使って旅行や出張に行く人は、楽天証券ポイントを有効活用できるでしょう。
楽天ポイントコースだと、ポイントをANAマイルにもJALマイルにも交換できます。交換レートはどちらも2ポイント=1マイルで、1回につき交換できる上限は5,000ポイントまでです。
楽天ポイントのほうがポイントを柔軟に活用できますが、楽天証券ポイントはマイルに交換できる上限がない点を考慮し、自分に合っているほうを選びましょう。
楽天証券ポイントコースのデメリット
楽天証券ポイントコースには、デメリットもあります。以下で紹介するデメリットを理解したうえで、どちらを利用するか決めましょう。
SPUの対象にならない

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楽天証券ポイントコースは、ポイント投資をしてもSPUの対象になりません。SPUの倍率を上げ、楽天市場でのポイント還元を最大限活用したい人には向いてないでしょう。
SPUはスーパーポイントアッププログラムの略で、楽天市場での買い物でポイント還元率がアップするサービスです。楽天モバイルの契約や楽天ブックスの利用など、楽天サービスで一定の利用条件をクリアすると楽天市場でのポイント還元率が最大16倍に上がります。
楽天証券以外にも楽天のサービスを利用して楽天ポイントを貯めたい人は、楽天ポイントコースのほうが合っているといえます。
ポイントの使い道が限定的

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楽天証券ポイントで投資できる商品は、投資信託のみです。投資信託だけでなく、国内株式や米国株式、バイナリーオプションにも投資できる楽天ポイントコースと比べると、楽天証券ポイントの使い道は狭いといえます。
なお、楽天証券ポイントは楽天ポイントに手動で交換することも可能です。詳細は後ほど解説しますが、投資信託以外の投資先にもポイントを活用したい人は、ポイントの交換も検討してみてください。
日常生活で楽天ポイントを使いたい人は楽天ポイントコースがおすすめ!
楽天市場でのネットショッピングやモバイル回線など、楽天のサービスを日常生活で利用している人には、楽天ポイントコースがおすすめです。
楽天ポイントは1ポイント=1円でさまざまなサービスが利用でき、楽天サービスを使えば使うほどポイントも貯まりやすくなります。以下で、楽天ポイントコースのメリットを見てみましょう。
投資で貯めたポイントを楽天市場などで利用できる

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楽天ポイントコースでは、投資で貯めたポイントを楽天市場や楽天のさまざまなサービスに利用できます。投資信託の買い付けとJALマイルにしか交換できない楽天証券ポイントコースと比べると、ポイントを利用できる幅が広いのが特徴です。
楽天ポイントは、コンビニやドラッグストアなどの身近な店舗のほか、楽天モバイルや楽天ひかりなどネット回線の支払いにも利用できます。投資以外にもさまざまな生活シーンでポイントを活用したい人にとっては、大きなメリットです。
国内株式や米国株式も対象! ポイント投資が可能

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楽天ポイントコースでは、投資信託だけでなく、国内株式や米国株式、バイナリーオプションへのポイント投資もできます。ポイント投資の幅を広げたい人には、楽天ポイントコースがおすすめです。
まずは少額で、さまざまな種類の投資に慣れることができます。ポイントの利用上限はありますが、少額で投資に慣れるうえでは十分でしょう。
SPUの対象なためポイントがお得に貯められる

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楽天ポイントコースは、楽天銀行と楽天証券の口座を連携させるマネーブリッジを設定し、一定の金額以上を投資することでSPUの対象になります。SPUの対象になることで、楽天市場での商品購入時にポイント倍率が最大プラス1倍になり、お得にポイントを貯めることが可能です。
投資信託に当月合計30,000円以上のポイント投資でプラス0.5倍、さらに米国株式(円貨決済)に当月合計30,000円以上のポイント投資でプラス0.5倍、合計して最大プラス1倍に増えます。
ポイントは1ポイント以上利用すればSPUの対象になり、同じ月に複数回に分けて合計30,000円以上ポイント投資した場合も対象です。米国積立や買付手数料無料の海外ETFの投資はSPU対象外なので、注意してください。
楽天ポイントコースのデメリット
ポイントの使い道が多く、ポイント投資もできる楽天ポイントコース。知っておきたいデメリットも確認しておきましょう。
利用できるポイントの上限が決められている

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楽天ポイント投資は、会員ランクに応じて利用上限が決められています。楽天証券ポイントコースのように、無制限でポイントを利用できるわけではないので注意しましょう。
楽天のダイヤモンド会員の場合は、1日あたり500,000ポイント、1カ月あたりも500,000ポイントが利用上限です。ダイヤモンド会員以外は、1日あたり30,000ポイント、1カ月あたり100,000ポイントが利用上限と決められています。
1カ月あたりのポイント利用上限は、ほかの楽天グループでの利用も含まれているので注意してください。
ダイヤモンド会員以外でも1日あたり30,000ポイントまで利用できるので、大量にポイントを保有している人、多額のポイントを投資に使いたい人以外は問題ないといえるでしょう。
有効期限が楽天証券ポイントと比較すると1年間短い

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楽天ポイントコースで貯まる楽天ポイントは、楽天証券ポイントコースで貯まる楽天ポイントよりも有効期限が短い点に注意が必要です。楽天証券ポイントコースの有効期限が最長2年間なのに対し、楽天ポイントコースの有効期限は1年間しかありません。
しかし、楽天ポイントを1年間の有効期限内に1度でも獲得すれば、ポイントの有効期限は延長されます。普段から楽天のサービスを利用している人であれば、自動的に延長されていくので気にする必要はあまりないでしょう。なお、期間限定ポイントは延長の対象外なので注意してください。
楽天証券ポイントコースから楽天ポイントコースへ途中で変更も可能!

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楽天証券ポイントコースと楽天ポイントコースの切換えは、オンラインでいつでも可能です。具体的な変更方法は以下の手順で行います。
まず、楽天証券のPCサイトにログインし、上部右側の「マイメニュー」を選択してください。「お客様情報の設定・変更」欄から「ポイント設定・SPU」をクリックします。ポイントコース設定で現在のコースを確認し「コース変更する」ボタンを押してください。
ポイントコース変更(確認)画面に移動したら、取引暗証番号を入力し「変更」をクリックすると、コース変更が完了します。コース変更は、楽天証券と楽天会員の登録情報が一致していないと設定できません。
コース変更時に楽天証券ポイントを保有している場合は注意が必要です。楽天証券ポイントが残ったまま楽天ポイントコースに変更すると、楽天証券ポイントは自動的に楽天ポイントに交換されます。楽天証券ポイントを利用したい場合は、コース変更前に利用しましょう。
楽天証券ポイントを楽天ポイントへ手動で交換もできる

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楽天証券ポイントは、公式サイトから手動で楽天ポイントに交換できます。1:1の比率で交換でき、コース変更はせずポイントだけ交換が可能です。以下の手順を参考に、ポイントを交換してみてください。
はじめに楽天証券のPCサイトにログインし、画面右上の「マイメニュー」を選択します。「お客様情報の設定・変更」欄から「ポイント設定・SPU」をクリックしてください。画面が切り替わったら、上部のタブから「ポイント交換」を選択し、楽天証券ポイントから楽天ポイントへの「交換」ボタンをクリックします。
「楽天ポイントへ交換/受付」ページに移るので、交換する楽天証券ポイントの数量を入力してください。続いて、楽天ポイントの口座番号を入力または確認し、同意事項にチェックを入れ「確認」ボタンを押します。次の画面で暗証番号を入力して受付完了です。
楽天証券ポイントから楽天ポイントに手動で交換した楽天ポイントは、投資信託や国内株式の購入には利用できないので注意しましょう。投資信託を購入したい場合は、楽天証券ポイントのまま利用するか、「ポイントコース設定」画面で楽天証券ポイントコースから楽天ポイントコースへ変更し、自動で楽天ポイントに交換されたポイントを利用してください。
楽天証券を利用するメリットはほかにもある!

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楽天証券は、ポイントを利用してお得に投資できるだけでなく、ほかにもさまざまな魅力があります。
投資による取引手数料は、大手証券会社の場合だと3%程度かかることもありますが、楽天証券は取引手数料が業界最安水準です。例えば、約定代金が5万円以内の少額取引だと、取引手数はわずか55円のみ。取引手数料の1〜2%がポイントバックされるのも魅力です。
楽天証券では、参加費無料の投資初心者向けセミナーや、FXデモなども用意されています。難しい投資用語や複雑な仕組みに不安がある投資初心者でも、安心して利用が可能です。
楽天証券の詳細が気になる人は、以下のページも確認してみてください。利用者の声や楽天証券の手数料・取扱銘柄数などが確認できます。
楽天証券のSPU条件は2022年4月から変更されているため注意!

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楽天証券の楽天ポイントコースはSPUの対象ですが、2022年4月以降SPUの条件が厳しくなったので注意してください。
以前までは、楽天ポイントコースを選び、投資信託に500円以上ポイント投資をするとポイントがプラス1倍になる条件でした。
現在の条件は、投資信託に30,000円以上のポイント投資でプラス0.5倍、米国株式に30,000円以上のポイント投資でプラス0.5倍へと変更されています。また、楽天銀行と楽天証券の口座を連携させるマネーブリッジの設定も必要です。
楽天証券以外の証券会社も確認してみよう

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証券会社を選ぶ際には、自分の投資スタイルやニーズに合った証券会社を選ぶことが重要です。以下のページでは、楽天証券以外にも手数料が安い証券会社や、取引ツールの使いやすい証券会社などをまとめています。以下を参考に、自分に合った証券口座を見つけ、より良い投資をスタートしてください。