「インヴァスト証券は怪しい」というクチコミの理由とは? デメリットを解説
「インヴァスト証券は怪しい」というクチコミもありますが、インヴァスト証券は決して問題のある会社ではありません。それでも「怪しい」というクチコミがあるのは、インヴァスト証券のデメリットが関係していると考えられます。FXを長く続けていきたい人にとっては大きなデメリットになる可能性もあるので、利用前にチェックしておきましょう。
裁量トレードに向いていない
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インヴァスト証券は、自分で売買のタイミングを計る裁量トレードに向いていないといえます。他社と比較しても取扱通貨ペアの数や取引ツールの操作性で劣り、突出したいいポイントがあまりないと感じるでしょう。取扱通貨ペアは20通貨ペアです。
あくまでインヴァスト証券の魅力は、「トライオート」と「マイメイト」の自動売買システム。自動売買システムでは短期間で大きな利益を出しづらいので、狙いたい場合は裁量トレードがおすすめです。自分で取引したい人は、裁量トレードをメインとしている証券会社を検討してみてください。
FXの知識を身につけづらい
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インヴァスト証券の大きな特徴である自動売買システムは、自分で売買のタイミングを判断する必要がないので、FXの知識が身につきづらくなります。FXを始める際には専門的な知識が必要であるため、初心者では何から始めたらいいのかわからないと感じる人も多くいるでしょう。その点、インヴァスト証券のトライオートやマイメイトといった自動売買システムを使えば、初心者でも簡単な操作でFXを始められるため魅力的です。
一方で、何もFXについて学ばなければ、いつまでも自動売買システムに頼ってFX取引を続けることになります。将来的に自分で売買をしていきたい人や、FXをしているけれどFXについて何も知らないという事態を避けたい人は、スキルを磨くための勉強も積極的に行っていきましょう。
デモトレードができない
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インヴァスト証券にはデモ口座がないため、デモトレードができません。デモ口座とは、無料でFX取引を体験できるツールのこと。デモ口座があれば、自分で作った自動売買システムが実際の相場で通用するかどうか、デモトレードをして確かめることができます。
インヴァスト証券ではデモトレードを行うことができないので、自動売買システムの動きを確かめるには実際にお金を投資しなければなりません。投資に回せるお金がそれほど多くない人にとっては、大きなデメリットとなるでしょう。
その代わりとして、デモトレードとは仕組みが異なりますが、インヴァスト証券ではシミュレーション機能の利用が可能です。シミュレーション機能では、過去の相場状況を参考に自分が作った自動売買システムの動きを見られます。指定した地点から現在まで、自動売買システムを動かしていたらどれくらいの損益が発生したのか、グラフと数値で確認できる機能ですのでチェックしてみましょう。
インヴァスト証券にはメリットもある!
インヴァスト証券にはメリットも豊富にあります。特に、初心者でも簡単に始められる自動売買システムは、インヴァスト証券の大きな魅力です。以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
自動売買システムでFXを簡単に始められる
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インヴァスト証券の自動売買システムを利用すれば、初心者でも簡単にFXを始められます。インヴァスト証券には、「トライオート」や「くりっく365」、「マイメイト」の商品があり、そのうち「トライオート」と「マイメイト」でFXの自動売買が可能です。
「トライオート」にはFXとETFがあり、それぞれ初心者でも簡単に自動売買のルール設定が可能。上級者が作った運用ルールを選ぶか、自分で運用ルールをつくって稼働させると、そのルールが自動で取引を繰り返してくれます。もちろん途中で運用ルールを見直すことも可能です。
「マイメイト」はキャラクター育成ゲームのような感覚で、楽しみながら運用できる商品。最初に作成したAIキャラクターはトレードを繰り返すことで成長していくため、上手に成長させられれば効率的に収益も上げられるでしょう。
このような自動売買システムであれば、初心者でもハイレベルな取引を行えます。仕事中や寝ているときでも稼働して利益を狙ってくれるため、忙しくてなかなか取引に時間が取れない人にもおすすめです。
取引手数料が低めに設定されている
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インヴァスト証券の自動売買システムは取引手数料が低めに設定されています。FXは手数料が高いとなかなか利益を出しづらいため、手数料の安さは重要です。
「トライオートFX」の1,000通貨単位あたりの手数料は、1万通貨未満は片道20円、1万〜10万通貨未満は片道10円、10万〜50万通貨未満は片道5円、50万通貨以上は無料です。取引数量が大きくなるほど手数料は安くなりお得感があるでしょう。
また、インヴァスト証券はスプレッドも狭めです。スプレッドは通貨の売値と買値の差額のことですが、狭いほうがコストを抑えられます。たとえば取引数量が100万通貨〜300万通貨以下の場合、通貨ペア米ドル/円が0.3銭、ユーロ/円が0.5銭、英ポンド/円が1.0銭、豪ドル/円が0.6銭などです。FX取引ではできるだけコストを抑えたいという人には、うれしいポイントといえるでしょう。
スワップポイントが高めに設定されている
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「トライオートFX」のスワップポイントは高めに設定されているため、スワップ金利を狙いやすくなります。スワップポイントとは、金利差から得られるもの。低金利通貨を売って高金利通貨を買うと金利差分の利益を得ることができ、逆の場合は支払うこともあります。スワップポイントは、ポジションを保有している間に毎日発生するものです。「トライオート」の自動売買システムは、取引を小刻みに行って利益確定を積み重ねていきます。
スワップポイントの設定値は証券会社によって異なりますが、スワップポイントが低い会社では、高金利通貨を保有する意味がなくなってしまいます。高金利通貨を保有したい人は、なるべくスワップポイントの高い会社を選ぶことが大切です。
各種手数料無料で利用できる
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インヴァスト証券は、無料で利用できるサービスが多くあります。基本的に手数料は大きく分けて3つあり、売買の取引にかかってくる手数料やお金の入出金で必要な手数料、口座を開設したり管理したりする手数料です。
売買の取引にかかってくる手数料に関しては、マニュアル注文の売買手数料は無料ですが、自動売買注文は手数料がかかります。「トライオートFX」の1,000通貨単位あたりの手数料は、50万通貨以上の場合無料です。
お金の入出金で必要な手数料は、即時入金手数料と出金手数料が無料。即時入金サービスを利用せず、ATMや銀行窓口などから入金をする際の手数料は、利用者負担になるので注意しましょう。
口座を開設したり管理したりする手数料は、どちらも無料です。少しの間取引を停止していたとしても、手数料が発生することはありません。
スマートフォンでも取引できる
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「トライオート」と「クリック365」には専用のスマートフォンアプリがあり、iPhone・Androidの両方で取引できます。自動売買システムを利用した取引は、基本的に放置で問題ありませんが、アプリがあれば家に帰らなくても出先で気軽に取引状況を確認できるでしょう。チャートやテクニカル指標なども見られるので、こまめにチェックしたい人にもおすすめです。
なお、「マイメイト」にはアプリがありません。ブラウザからは簡単にアクセスできるので、取引はどのデバイスからでも行えます。
インヴァスト証券が向いている人
インヴァスト証券は、初心者や忙しい人に向いているといえるでしょう。以下で詳しく解説します。
FXやETF取引の初心者
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インヴァスト証券は、FXやETF取引の初心者におすすめの証券会社です。FXやETFの取引には、為替レートや国際情勢、要人発言などの専門的な知識が必要で、1から知識を身につけるには時間がかかるでしょう。自動売買システムを利用することで初心者でも知識不足を補えます。
また、ひと通りの知識を身につけられたと思い実際にトレードしてみたら、思うようにいかなかったというケースもあります。誤ってハイリスクのトレードをしてしまい、大きな損失を出してしまうこともあるので、慣れるまでは自動売買システムの利用がおすすめです。
ただし、自動売買システムにいつまでも頼ってしまうと、自分でFXトレードを行えなくなってしまいます。自動売買システムを利用する際には、同時にFXの勉強も進めていくといいでしょう。
取引に時間をかけられない人
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インヴァスト証券の自動売買システムは、仕事やプライベートが忙しくて取引に時間をかけられない人に向いています。自分で売買する裁量トレードは、状況の変化をチェックするために、常に相場を見ていなければなりません。売買のタイミングを見計らうことが難しく、仕事の片手間などでFXをやっていると、取引チャンスを逃してしまう可能性も。なかなか利益を出しづらくなり、損失を抱えるリスクも高くなります。
自動売買システムなら、設定したルールに合わせて売買のほとんどを自動で行ってくれます。相場を細かくチェックして、売買のタイミングを見計らう必要もないので、時間がない人にもおすすめの証券会社です。
自分のスタイルに合わせて取引したい人
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インヴァスト証券は、自分のスタイルに合わせた取引を行いたい人に向いています。取引スタイルは、自分の裁量で取引するマニュアル取引と自動売買取引から選択可能です。
FXやETFの取引には、為替や国際情勢、要人発言、相場分析などあらゆる知識が必要不可欠。はじめのうちは知識が身につくまで自動売買取引を選択し、ある程度理解度が増して取引に時間もさけるようになってきてから、マニュアル取引を始めることもできます。
また、マニュアル取引と自動売買取引を組み合わせて、同時に取引することも可能です。自動売買取引が得意とする、利益確定を積み重ねていく投資手法で長期的に取引を行い、マニュアル取引ではスプレッドが狭い通貨ペアを短期的に取引します。双方を組み合わせることで、補い合うような運用ができるでしょう。
インヴァスト証券が向いていない人
自動売買システムに魅力のあるインヴァスト証券ですが、投資意向によってはあまり向かない人もいます。自分の投資意向に合っているのか、チェックしておきましょう。
短期間で大きな利益を狙いたい人
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インヴァスト証券の自動売買システムは、短期間で大きな利益を狙うことには向いていないでしょう。「トライオート」の自動売買システムは、小刻みな取引で利益確定を積み重ねていく投資手法です。
裁量トレードも可能ですが、他社と比較すると取扱通貨ペアの数や取引ツールの操作性などで、突出したメリットがないといえます。そのため、相場の大きな変動を利用して短期間で利益を狙いたい人は、裁量トレードメインの証券会社のほうが向いているといえるでしょう。
FXトレーダーの知識と経験を得たい人
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インヴァスト証券は、FXトレーダーの知識や経験を得たい人には向いていない可能性があります。自動売買システムを利用すれば、自分で状況を判断しなくても自動で売買してくれるので、あまり知識がなくても取引が可能です。自分でも平行してFXについて勉強しなければ、いつまでも自動売買システムに頼りっぱなしになってしまうでしょう。
さらに、デモ口座がなくデモトレードができないので、気軽に練習して経験を積み重ねていくことも難しくなります。デモトレードは、取引前の演習やチャートの読み取りなどから、取引タイミングを見つけるための練習として便利なツールです。デモトレードができないと、知識だけでは身につきづらい相場観を経験しづらくなります。
将来的に自分で取引をしていきたい人は、自動売買システムを利用しながら勉強しつつ、デモトレードがある証券会社や非会員でもデモトレードを利用できるところで、FX取引の練習をすることが大切です。
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