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投稿コメント一覧 (122コメント)

  • 日産の直近15年の平均配当金は25.9円。利回り3.5%で計算すると適正株価は740円。割安株であることは間違いないが、ルノー信託株や下請けいじめ、EV市場での競争激化など負圧の影響がどこまで続くかがわからない。現物放置が一番確実だが、信用買いは相当なリスクがあると思う。

  • 株価が下がると株主は怒るが、日産の従業員も持株会で株を沢山持っている。株価が下がると従業員のモチベーションが下がって車の性能と品質が下がるので、日産の経営陣は直近10年の平均750円まで株価を上げるのは義務である。

  • 自動車銘柄の株価が芳しくないのは中国市場でのシェア縮小が見込まれるから。日産が中国でEV車種を増やしたところで、地元メーカーに価格競争で勝てず、テスラとドイツ勢にブランド力で勝てない。日産は再び販路を見直す時期に来ている。北米、欧州、日本を主軸とし、東南アジアとインドでのシェア拡大に努めるべきだ。

  • 2022年度のGPIF保有株式を見ると、トヨタ2兆円、ホンダ4400億円、スズキ1700億円、日産1100億円となっている。まだ公表されていない2023年度も同じような構成だと思われるが、日産株への投資額はまだまだ小さいので、GPIFを始めとする大口ファンドが組み入れを増やしだすと日産株は大きく上昇する。

  • 今期の年間配当25円は堅く、前期相当の当期利益3500億円なら30円への増配も十分にありえる。おそらく増配は日産の中でも計画されているはず。25円配当でも適正株価は714円なので株価はいずれ必ず大きく上がる。ルノー信託株の処理と機関の格付け変更待ちという状況だが、1年後にはこの価格帯の現物はお宝になっていることだろう。

  • 株価なんか上がらなくても良いから、ルノーの信託株を消却して昔の日産を取り戻そうぜ。セレナとノートなんか日産が作る車じゃない。そういうのはトヨタの仕事だ。カタログを見ただけで心が踊る車を作ることが日産の指命である。

  • 日産の象徴スカイライン。ルノーに買収されゴーンが来てスカイラインは死んだ。当時XVLとして開発されていた時期ローレルを無理やりスカイラインで販売した。ルノー信託株を全て消却したとき、羊の皮を被った狼はその眠りから覚めることになるだろう。

  • 5000億円の負債増でも自己資本比率は30%→27%と3%しか下がらない。他の国内自動車メーカーがきちんとした成長を遂げている中、日産のみ停滞しているのはルノーによる経営介入が原因としか考えられない。技術の日産復活にはルノーは邪魔、というのが本音なのだろう。

  • 日本でも中国でも失敗しているのが直列3気筒1.5Lターボエンジンの導入。乗り出し400万円を超えるエクストレイルで3気筒はまずいだろう。中国でエクストレイルの販売が低迷しているのはこの3気筒エンジンによる振動問題が影響している。エンジンが無いEVではこの振動は無いので、中国でガソリン車を車を売っていくときに振動があるのはかなりネガティブ要因となる。

  • EVの価格競争激化とかハイブリッドの再評価とか言われているが、現実は欧米、中国の経済状況が芳しくなく、EV購入層である富裕層が増えていないのが原因だ。趣味で車を買う人がいる一方で、消費者の大半は実用的な車を買う。日産の主稼ぎ頭はローグ、セントラ、キャッシュカイといった純ガソリン車だ。国内について言えば、ノートをハイブリッドのみに絞ったのは致命的なミスだった。

  • 信託分も含めてルノーが保有する日産株は38%。日産が保有するルノー株15%相当になるまでは日産は信託株の取得と焼却を続けるだろう。およそ9億株、5000億円。円高、株高で売りたいルノーと円安、株安で買いたい日産のせめぎ合い。今の経営陣は良い車を作ることよりも信託株の処理に夢中だと思う。

  • ルノーが保有していた日産株の信託分が9億株ほど残っているが、これを日産(日本サイド)で買い取らないと、中国企業などに買収される恐れがあるわけか。日産株だけ妙に上値が重い理由も想像がつく。この9億株が消却されるまでは日産は高配当利回り5%程度の銘柄であり続ける可能性が高い。

  • スカイライン、フェアレディZ、セドリック、ブルーバード、シルビア、パルサー、昔の日産は購買意欲をそそるカッコイイのが多かったな。トヨタホンダが鈍クサイ車を作り続けるなか、日産車は外車に対抗できるカッコよさが確かにあった。

  • もし勝率が50%を上回る投資手法があれば、愚直にその手法だけを続けるのが一番よい。業績が良いにも関わらずPER、PBRが低迷、高配当銘柄、自己資本比率が高く増資リスクが無い、ビジネス環境が安定している、2年程度の保有を覚悟できる。これらの条件を満足する場合、現物購入の勝率は優に50%を超える。日産は全ての条件を満足するので、今は底値を500円として買い向かうのが正しい。短期の値動きに振り回されず、長期的に資産を3倍に膨らます戦略をとることが重要だ。

  • 日産の売れ筋車種は地域によって異なる。日本ではノートとセレナ、北米はローグとセントラ、アルティマ。欧州はキャッシュカイ。中国は中国仕様の車。日産、ルノー、三菱のアライアンスによってEV、ハイブリッド、ガソリンエンジンの研究開発コストを分散させ、ホンダを凌ぎ、トヨタと同等の技術開発力を誇る。世界市場では未だにディーゼルの需要が大きいが、ディーゼルではルノーとの協業が生きる。

  • 5月29日にノートSUVが発表されるが、この車はヤリスクロスとカローラクロスの中間にあたるサイズで、日産にとって久しぶりのヒット車種になるだろう。低迷する株価を拾いたいなら来週が最後になるかもしれない。

  • 販売台数は合法的に営業いじめして伸ばせば良いから、それほど目標台数に過敏になる必要はない。世界の景気を考えると今年も350万台以上は売るだろう。株式トレードで気にしておくのは為替レートだ。日産は対ドルで1円変わると為替差益が150億円発生する。今期の想定為替レートは145円なので、4月だけで125億円の営業利益が上積みされている。145円より上の間は年間配当30円を期待してよいので、適正株価は857円になる。

  • 外野はとやかく言うけど日産社員は有能な人が多い。技術水準も高く、ルノーとのプラットフォーム、トランスミッションの共用化も進んでいる。日産、ルノー、三菱のアライアンスは世界3位の販売台数を誇るので、コロナのようなイレギュラーが無ければ当期利益7000億円は十分に達成可能。一株利益175円で配当金は55円。株価は1833円まで上昇する。

  • 日産車について批判的な意見は多いが、品質と信頼性を考えたらトヨタ日産ホンダが世界のトップスリーだ。横浜の全固体電池工場のパイロットラインが稼働し2028年には市場投入される。長期的な視点では日産がグローバル市場で飛躍する可能性は高い。

  • 株主も経営者に任せてばかりではいられないので、至るところの掲示板で「日産車は最高!」とか「下請けいじめはトヨタ派による捏造!」とか書きこみまくって、日産のブランドイメージを少しでも上げる努力はしても良いんだと思う。

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