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(株)メルカリ【4385】の掲示板 2024/04/26〜2024/05/01

田端氏はメルカリが財務ボロボロなんて言ってないだろ。(長時間の動画の為検証はしないが)田端氏の指摘は諸々正論なんだが、この人は日本の株式市場を実質制御している会社法等を本格的に学んだことがないのかも。しかし指摘は当たり前のことだが、良い指摘だと思う。

長くなるので端的に言うが、日本の会社法はザルなのよ。グレーゾーンが多過ぎてやりたい放題。取締役の自社の持ち株の使用、収益に関する詳細な規定など無い。あるのは会社法146条、(株式の質入れ)、147条(第三者への対抗)。
取締役の個人資産をどのように使用、収益、処分(会社法は民法の特例法)しようが個人の自由だろということになる。ちなみに3903gumi社(ソーシャルゲーム会社)の元会長であった国光宏尚氏は大和証券から株券の質入れによる借入れを行っていた。

話は逸れるが、会社の資産譲渡、事業譲渡等もザルなので、芽の生えかけている会社資産を個人へ売却するなどということもやりたい放題(敢えて赤字決算にしてヤバい資産のようにカモフラージュする(偽装))。

会社法等の知識があり且つ会社法改正の意欲のある人物が政治家等になり声を上げないと日本の上場企業の会社運営、株式市場に未来はない(株主保護の見地から)。他にもアメリカでは規制されている取締役の第三者割当て増資引き受けも日本ではやりたい放題。(インサイダーが問題となる)

ところで、田端氏はメルカリ株を2万株保有し、あと1万株追加で株主提案権の中の1つ株主議題提案権(会社法303条)の行使ができることを示唆していた。多いにやってもらいたい。ワンチャンアメリカ撤退のきっかけになるかもしれない。

最後にメルカリは監査役会設置会社から、指名委員会等設置会社に以降したが、これは取締役解任を徹底してする為だと私は思っている(監査役会では業務監査は弱点)。USメルカリCEOを解任する準備は整ったのではないか。
ジョン・ラーゲリン解任から、新しいCEOを選任しアメリカ事業のテコ入れに進むのか、勇気ある撤退に進むのか。いずれにせよジョン・ラーゲリンの解任は近いと思われる。

なかなか良いチャンネルを知ることができた。
万一EXITでTOBにでもなればとんでもない株価になりそうで、空売りの持ち越しだけはしてはならないことを感じ取れた。


田端氏には今後の詳細な経過報告を希望したい。